水にも「賞味期限」があるの?

≪飲用水の賞味期限は製造後約2年?≫

昨今、家庭の冷蔵庫には、何かしらペットボトルのお茶や水、清涼飲料水などが入っていることがほとんどです。
ペットボトルの水を保管するにはペットボトルは無菌充填で長期保存ができるため、飲用水は非常時用の備蓄分としても重宝されているようです。
2ℓタイプのペットボトル入り飲用水の場合、未開栓の状態で製造からおよそ2年間を賞味期限と設定しています。
ということは、記載された「賞味期限」を少しでも過ぎたら、その水は飲んではいけないのでしょうか?

≪保管状況で変わる品質保持期限≫

ペットボトル入り飲用水は、雑菌などの微生物が混入していない状態であれば、2~5年は安全に飲むことができると言われています。
水の腐敗とは、水中のミネラルや不純物を微生物が分解し、イヤなニオイや味が発生したり、身体に有害な雑菌が繁殖した状態のことです。
殺菌処理したミネラルウォーターでも、空気に触れれば不純物が細菌によって分解され、腐敗が始まります。
コップに注いだまま放置したり、ボトルに口をつけたりした水は、なるべく早く飲み切るべきだと言われる理由もそこにあります。
現在のところ、ペットボトルの飲用水に限った場合、未開栓で容器自体に傷などがないものを外気や光を遮断した冷暗所で保管すれば、記載された賞味期限を多少過ぎても問題はないとする意見が多数です。

 

≪ペット樹脂の性質を知って上手に保管を≫

水にも「賞味期限」があるの?

ペットボトルの水を保管するには

涼しい場所
外気が入ってこない
光が入らない暗い場所
近くに臭いが強い物を置かない

    

これらの環境で保管すれば、
多少、賞味期限を過ぎても問題なく飲める!

ところが、メーカーが賞味期限を2年と短めに設定しているのには、もう一つの事情があります。
容器素材のペット樹脂は、酸素などをわずかに取り込む性質(気体透過性)があるため、ボトル中の水に周囲のニオイが移りやすいのです。
ニオイの強いもののそばで保管されていたペットボトル入り飲用水は、衛生面では問題なく飲めるけれども、風味が損なわれて美味しくない水になっている可能性が高いということになります。
そこで、理論上は最長5年ほどもったとしても、メーカー側ではあくまで美味しい風味の保持期限として、「長くても2年」を推奨しているのです。
美味しく飲めるかどうかは、保管する側の環境条件が大きく関わってくるということですが、災害などの非常時下では、風味以前に飲める水があるだけでもありがたい、と言うべきなのかも知れません。

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なお、サプリメント in ウォーター MCMのめぐみの賞味期限は未開封で6ヶ月、開封後は2週間程度でお飲みいただくようお願いしています。

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