健康のための血液サラサラ生活とは

《ドロドロ、サラサラはどんな状態?》
血液がドロドロ、サラサラと言った表現を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
表現を聞いたことがあっても、実際にどんな状況なのか知らない人もいるはずです。
健康のために、どのような状況のことを表しているのか知っておきましょう。

まず、ドロドロというのは、血液が体内で流れにくくなっていることです。
実際にドロッとしているわけではなく、イメージしやすいために、そのような表し方をしています。
反対にサラサラというのは、スムーズに流れている状態です。
栄養分の吸収、老廃物の除去がスムーズに行われていますが、ドロドロだと過剰に悪玉コレステロールや中性脂肪が増加し、脂質異常を起こしています。


《なぜ悪くなるのか》
なぜ、流れが悪くなってしまうのでしょうか。
それは3つの変化が起こるためです。
一つは変形能の低下と言って、赤血球の形が変わりにくくなります。
二つ目は、白血球がくっつきやすくなること、もう一つは血小板が固まりやすくなることが挙げられます。
これらの変化が起こると動脈硬化のリスクが高まり、それが進行すると血栓で詰まりやすくなってしまうのです。

血栓ができると心臓病や脳卒中を招く原因となるため、注意しなければなりません。
このような病気にならず、健康で過ごしたいと誰もが思うものですが、対策をしている人は少ないでしょう。
どのような対策が効果的なのかを知り、病気にかかる前から生活に取り入れることが大切です。

《対策と改善の仕方》
対策として効果的なのは有酸素運動です。
例えば、ウォーキングやジョギング、エアロビクスなどが挙げられます。
気が向いたときに行なっている人もいるでしょう。
すぐに改善されるわけではなく、ドロドロとした血液にする中性脂肪や悪玉コレステロール値を徐々に下げていくのです。
さらに毛細血管も増えて血の巡りが良くなり、サラサラになります。
有酸素運動は特別な器具は必要ありません。

朝、出社する前に30分から1時間ほど歩くことや、一つ前に駅で降りて歩いて帰宅するなど、工夫次第で生活に取り入れることができます。
雨の日は億劫に思うかもしれませんが、そのときはジムがおすすめです。
どのジムにも設置されているトレッドミルやステーショナリーバイク、ローイングマシン、ステップマシンなどの有酸素運動マシンを使うと、天候が悪くても問題ありません。
健康のために、有酸素運動を習慣にしてみてはいかがでしょうか。
毎日続けていると、少しずつ改善されるはずです。

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