健康のために減塩生活を取り入れよう

《味付けの濃さに注意》
味付けが濃いものを好む人も多いのではないでしょうか。
しかし、味付けが濃いものばかりを食べていると、塩分の摂りすぎによって高血圧になる可能性が高く、健康によくありません。

塩分と血圧の関係は明らかになっていませんが、ナトリウムを過剰摂取すると血液の浸透圧を一定に保つために体内の水分が増えます。
水分が増えると血液量も増えて、抹消血管への抵抗が高くなり、血圧を上げてしまうとされているのです。
高血圧になると血管への負担が大きくなるだけでなく、柔軟性がなくなって固まります。
固まると動脈硬化を起こし、最悪の場合は死に至るケースもあるため、注意しなければなりません。
健康のために、摂取量に気をつけてみてはいかがでしょうか。

《目安の量とは》
1日の塩の摂取量を減らすと高血圧のリスクが下がる傾向があります。
しかし、どのように減塩するべきかわからない人もいるでしょう。
調理するたびに塩の量を測るのも一つの方法ですが、お醤油やドレッシング、ソース、中華だしなど様々なものに含まれているため、計算することは難しいです。
外食やコンビニのお弁当なども計算しにくいでしょう。

このように、きっちり6g未満に抑えることを徹底することは困難であるため、日頃の食生活で少し気をつけることが大切です。
減塩のコツの一つは、加工食品や調味料を選ぶときに減塩タイプのものを選ぶことです。
美味しくないというイメージがありますが、最近では品質も向上しており、少ない塩分でも美味しいものが増えてきています。
ハムやソーセージ、ベーコンなども加工食品であるため、量には気をつけてください。

《心がけよう》
家庭での食事では新鮮な食材の持ち味を活かすように薄味で調理することを心がけましょう。
苦手な野菜があるときはスパイスや果物の酸味を利用するのも一つの方法です。
また、毎日のように食卓に出てくる味噌汁にもたくさん含まれているため、できるだけ汁気を減らして具だくさんにすると、過剰摂取を防ぐことができます。
お漬物も注意が必要です。
ついついお箸が伸びてしまいますが、たくあん2枚、きゅうりの浅漬け2枚など制限してください。
また、カリウムを積極的に摂ることも大切です。
カリウムにはナトリウムを体外に出す働きがあるため、ワカメやアボカド、里芋などを取り入れてみてはいかがでしょうか。

このように普段の食事に気をつけていれば、過剰摂取になることはありません。
健康のために一度、食事メニューを見直してみてはいかがでしょうか。

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