カラダの健康に関わる冷えの対処法とは

《冷やすと健康に悪い》

冷えは健康に影響を与えます。
特に女性は冷えが原因で貧血が起きたり、生理不順や生理痛、卵巣の機能が低下して不妊になったりすることもあるようです。

男性にも影響を与えますが、女性は男性よりも筋肉量が少なく熱を作りにくい傾向にあるため、対処法を知り健康的なカラダ作りをしましょう。
カラダを冷やす主な原因は5つあります。
一つは、食生活です。
季節や気候に合っていない食事の摂り方をしている人もいるのではないでしょうか。
例えば、寒い時期に冷たいものを食べたりなどです。
冷えの原因になるためカラダが温まる食べ物を食べてください。
二つ目はカラダを動かさないことです。
車や電車で移動することが多くなり、カラダを動かす機会が減っている人は要注意です。
エレベーターを使わずに階段で上り下りをする、定期的にウォーキングをする、一駅前で降りて帰宅、通勤するなど出来るだけ歩く機会を増やすと良いでしょう。

《原因と対処法》

三つ目は食べ過ぎです。
たくさん食べると消化するために血液が胃腸に集中してそれ以外の部位が冷えてしまいます。
肥満の原因にもなるため、食べ過ぎには要注意です。
四つ目は水分の摂り過ぎです。
水分補給は健康を維持するために大切なことですが、冷たい飲み物を飲み過ぎると水分代謝が異常になったり、胃腸の機能が低下したりして冷えます。
飲み過ぎないように気をつけるだけでなく、冷水を控えて常温のお水を飲むことを心がけましょう。
五つ目は体を締め付ける服装です。
ぴったりとした服装が流行っていることもありますが、あまりにも締め付けが強いと血流が悪くなって温度を感知する皮膚の神経機能が鈍くなり易いです。
少しゆとりを持った服装も取り入れてみてください。
また、薄着も注意することが大切です。
このように原因ごとに適切な対処法があります。
最初から全てを意識して生活をすることが難しい場合は、一つ一つ改善してみてはいかがでしょうか。

《食生活も見直そう》

日頃の食事を改めることも対処法になります。
野菜は生で食べるよりも調理した方が温める作用が強くなります。
煮る、焼く、蒸すよりも炒める、炒めるよりも揚げた方が温める作用が強いですが、毎日揚げ物は健康にも良くないため、組み合わせてバランスの良いメニューを考えてみてください。
また、冷やす食べ物と温めるものを組み合わせるのも一つの方法です。
冷やす食材は大根やたけのこ、きゅうりなど、温める食材はしそ、ニンニク、クリ、カブ、山芋などが挙げられます。
これらを組み合わせると冷やす効力を弱めることができ、中性にすることができると言われています。
冷やす食材、温める食材を把握し、飽きないように工夫してみてはいかがでしょうか。

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