健康は自らで守るセルフケアーの時代 7

ⅩⅡ.【 水とミネラル 】

水とミネラル。

どちらも人間のみならず地球上のいかなる生物でも作りだすことができないものです。

そして我々が生き続けるために必要な両者でもあります。

地球は水の惑星です。

海洋の表面積は、地球全体の約71%を占めています。

その広大な海の中で誕生した単細胞が始まりとなり、やがて多種多様の動植物が海や陸に生まれました。

地球の全ての生物の源は海の水であり、そしてまた、海・陸のどこで生活しているのかには拘わらず、生命にとって生きるために必須のものも水なのです。

海から陸に上がった動植物にとって、海水を体内に摂取することは有害です。

しかし、海水を原料とする“塩”に多種多量に含まれるミネラル成分は、地上の動植物が生存するために欠かせないものです。

ミネラルとは金属元素です。

動植物の体内に取り込まれた場合、体内の水分の中でプラスもしくはマイナスの電荷を帯び、体細胞や内部組織作りに貢献し、生体を維持するための指示命令系統を司る働きを為します。

ただし、セシウム・ストロンチウムなど一部有害に働くものもあります。

この金属元素が地球上で最も大量に存在する場所は地球内部のコア(核)、次いで海洋水の中です。

地表でも岩石・土中に塩っ気を含まない形で含まれています。

 

2 主要ミネラル、微量ミネラル

ミネラルは体内にある微量な金属元素であり、体を作り、また体を動かすために欠かせない栄養素であるため、生体微量元素といわれています。

ミネラルの働きにより、体内で生体維持に必要な酵素やホルモンも作られます。

人間の体は、体重の96%の部分が四つの主要元素である「酸素」「炭素」「水素」「窒素」が結合してできており、残りの4%をミネラル(生体微量元素)が占めています。

人間が食材として摂る三大栄養素の炭水化物、脂質、蛋白質、それにビタミンもほとんどはこの四大主要元素の分子結合組でできています。

7主要ミネラル
カルシウム、マグネシウム、リン、カリウム、ナトリウム、イオウ、塩素

9微量ミネラル
鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、ケイ素、セレン、モリブデン、コバルト、クロム、バナジウム、ゲルマニウム、リチウム、ニッケル

 

3 ミネラルの主な働きとは?

1)身体の構成材料

カルシウムやリンなどは、歯・骨などの硬組織を作る原材料となります。

2)酵素やホルモンの活性化と代謝機能の向上

人間の生命活動は、体を構成する約100兆個の細胞が栄養素を摂取することで維持されています。

この代謝機能に係わる酵素やホルモンをミネラルが活性化します。

3)ビタミンの活性化による生体機能維持

ビタミンは、ミネラルの助けがある場合には体調維持に効果を発揮します。

逆にミネラルが不足している場合は効果を発揮せず体外に排出されます。

4)身体のpH(アルカリイオン濃度)維持機能

人体はpHが約7.3の弱アルカリ性が良好な状態です。

ミネラルは、酸性の食材を体内に摂取した時に中和する働きをします。

(pH 7.0が中性。酸性 < pH 7.0、pH 7.0 < アルカリ性)

5)細胞浸透圧作用の保持・調整機能

細胞は、細胞膜を通して外部の栄養素を取り入れ、体内の不要物を排泄しています。

この作用を正常に保つため、ミネラルは細胞内液と細胞外液のバランスを調整します。

6)神経系の正常な働きを維持

身体機能を正常に作動させる神経系全般を指揮します。

 

4 人はどのようにしてミネラルを摂取しているか。

人間にとって最も広く一般的なミネラルの摂取方法は食事です。

多種類のミネラルを豊富に含んでいる食材は、天然の魚介類・海藻類、海塩・岩塩です。

天然水のミネラルウォーター・井戸水・湧き水などの飲用からの摂取もあります。

穀類・野菜や果実は、土中の水分に溶け込んだミネラル分を根から吸収します。

牛・豚・鶏は、その草類や穀類を餌として育つことでミネラルを体内に蓄積します。

昔はミネラルも食物に多く含まれていましたが、生産効率を上げるために使われるようになった化学肥料や化学飼料によって、食物中のミネラルは化学物質との結合により急速に減少してしまいました。

一方、加工食品の場合では、製造段階で少なからずミネラル分が除去されることに加え、保存料などの食品添加物が人体内のミネラルと結合したうえで排出されてしまい、大切なミネラル分が一緒に流れ出てしまいます。

このように、食材から摂取するミネラルはどうにもこうにも不足気味となっています。

食材からバランスの取れた栄養を採ることができない状態は、現代型栄養失調と称され、ガン・糖尿病・アトピー・ストレス性疾患などの生活習慣病の大きな要因になっています。

そして汗。

汗の主成分は水ですが、その中には総量が体重のわずか4%にしか過ぎないミネラルも含まれています。

ただでさえ不足になりがちなミネラル。気づかぬうちに汗と共に失われてゆくのですから、適度な補給を心がけるべきですよね。

また、ミネラルが人間にとって大事なように、水も必需です。

 

5 人間の体は水で満たされ、その水は色々な役割を果たしています。

水は体を作る大切な原材料です。

成人男性の体重の60%は水分であり、体液です。

体液は健康を向上させ維持するために、常に良い状態においておく必要があります。

体内をきれいにお掃除してくれる水。

良質で目の細かい水は、摂取することで利尿作用を促し、老廃物を含んだ古い水分を尿・便・汗・呼気の形で体外に排出しようとします。

言ってみれば、体内を整理・整頓して健康的な環境作りをするお掃除担当さんと言えます。

体内に酸素と栄養を運び、体を作る水。

水分や食事から取り込んだ栄養素は、胃や腸などの消化器官で分解・吸収され、血液に取り込まれます。

また、肺で吸収した酸素も血液に取り込まれます。

それらの栄養素と酸素を吸収した血液は、全身を網の目のようにくまなく走る血管を通して、体のすみずみの細胞に運ばれます。

常に血液から供給される充分な栄養素と新鮮な酸素により、休むことなく細胞の新陳代謝が行われ、免疫細胞も充分に機能して健康を守り続けます。

 

6 水は物質の代謝を盛んにし、体全体の新陳代謝を促進させます。

利尿作用

排泄作用
(便を柔らかくして排泄しやすくします)

発汗作用

解熱作用
(水には、発汗による解熱作用があるばかりではなく、物質代謝を促進させることによって体内の発熱原因を緩和し、解熱の効果を上げます)

希釈作用
(水は毒物を薄める希釈剤として極めて有効です。どんな劇物でも十分薄められれば、ほとんど無害になります。お酒や睡眠剤を飲み過ぎた時、たばこを吸い過ぎて気分が悪い時、水をたっぷり飲んでください。)

鎮静作用
(水を静かにゆっくり落ち着いて飲めば、精神と神経に最も好ましい鎮静作用を与えます)

強壮作用
(水の働きにより消化器が活性を帯び、消化吸収を促し、血液やリンパの流れを良くし、各組織に栄養を富む体液を送ります)

嘔吐誘発作用
(悪い物を食べた時、特に食中毒の場合などは水を飲んで吐くのが一番自然です。吐いたら今度は多めに水分を補給することも大切です。)

嚥下(えんげ)補助作用
(喉に食べ物がつかえた時、飲み込む助けをします)

睡眠作用
(就寝30分~1時間位前に、コップ一杯の水を飲むのが効果的です)

結石生成抑制作用
(結石になる前の小さく細かい状態のものを排出します)

血栓生成防止作用
(良質の水をいつもたっぷり摂取しておくことで、さらさらな血液が作られ、血流が良くなり血栓ができるのを防止します。動脈硬化による脳梗塞、心筋梗塞を防ぎます。深部静脈血栓症であるエコノミークラス症候群の防止にも有効です)

有害物質排出作用

(薬剤飲用で取り込んだ副作用物質や食品の防腐剤・合成着色料等の排出を行います)

 

7 体内の水分はとても大切です。

だから良い水が必要です。

成人男性については体重の約60%が水分であり、残りの約40%がたんぱく質18%、脂肪18%、ミネラル3.5%、炭水化物0.5%の構成比で成り立っている組織です。

成人男性の組織は、筋肉40%、内臓と神経24%、骨格18%、脂肪18%が平均的です。

人体は60兆個もの細胞からできあがっています。

母親の胎内で精子と卵子が結合してできた一つの細胞は、細胞分裂を繰り返し、成長がピークに達する20歳頃には60兆個の細胞を持つ人間になります。

細胞は、1個の大きさが1ミクロン( 1/1,000mm)と極めて微小なものですが、体内にあるたんぱく質、核酸、糖質、脂質などを細胞膜が取り囲んでできています。

同じ働きをする細胞は集まって上皮組織、結合組織、筋組織、神経組織を構成し、この組織が組み合わさって器官を形成しています。

身体が成人になり60兆個の細胞を持った人は、毎日の新陳代謝で1日当たり約5,000億個の細胞が死滅し、また約5,000億個の細胞を作り上げます。

この新陳代謝に大きな役割を果たしているのが体内の水分です。死滅した細胞を老廃物として搬出し、新しい細胞を生み出すための酸素・栄養分を組織・器官に届けています。

― 体内の水分量 ―
胎児   約90%
新生児   約80%
乳幼児   約75%
子ども   約70%
成人男性 約60% 成人男性(肥満)約50%
成人女性 約55% 成人女性(肥満)約50%
高齢者  約50~55%

※ 人の体重に占める水の割合 - 年齢・男女・肥満度によって異なります。
※ 人体組織の水分量 - 血液90%、脳80%、網膜92%
※ 人間以外の水分量 - トマト90%、りんご85%、魚75%、クラゲ96%

 

8 体内の水が不足したら脱水症状 命の危機です。

― 脱水症状 ―
体重の約2%の水分消失・・口や喉の渇き、食欲減退
約6%の水分消失・・・・・頭痛、眠気、よろめき、脱力感、情緒不安定
約10%不足 ・・・・・・・筋肉痙攣、循環不順、腎不全
約20%不足 ・・・・・・・致死

脱水症状を起こすと、体温調節の役割を果たす汗が出なくなることで体温が上昇します。

また、汗や尿が出なくなり体内に老廃物が溜まって血液の流れが悪くなります。

人は1~2%の体内水分の不足で猛烈な喉の渇きを覚え、約20%の不足では死に至ります。

人は食べ物無しでも2週間は生きられるとされていますが、水無しでは5日が限度です。
熱中症

発汗により血液中の水分が減少したにもかかわらず水分補給を行わないと、脱水による血液の濃縮のために循環不全を起こし、酸素や栄養素の運搬あるいは体温調節にも重篤な障害を起こして、熱中症を起こすことがあります。

脳梗塞

脳梗塞とは、脳血管が閉塞または狭窄し、脳虚血を着たし、脳組織が酸素、または栄養の不足のために壊死、または壊死に近い状態になる疾患。発症が最も多い時間帯は夜間から早朝にかけてであり、就寝中に水分を採らないために脱水傾向になることが分かっています。

心筋梗塞

体内の水分量が不足することで冠動脈の血流量が下がり、心筋が虚血状態になり壊死、または壊死に近い状態になる疾患。

 

9 体液の区分、種類

― 体液の区分 ―

体液とは、細胞膜を介して細胞内の内側に閉じ込められた水である「細胞内液」(約2/3)と、細胞の外側にある水の「細胞外液」(約1/3)を合わせたものです。
細胞内液

代謝反応に関係(エネルギー産生、タンパク合成、酵素の活性化、神経・筋肉細胞の興奮・収縮、骨・歯の形成、高エネルギー物質の供給、欠乏細胞外液の補充)、カリウムやリン酸イオンが多い。

細胞外液

循環血液量の維持、栄養素・酸素を細胞へ運搬、老廃物・炭酸ガスを細胞外に搬出、血液のpH 7.4の維持、ナトリウムや塩素イオンを多く含み、ほぼ0.9%の生理的食塩水といえます。

血液、リンパ液は細胞外液です。

人間の体液の構造は、「海水」に極めて近い性質をもっており、個々の細胞が生存し易いように、ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウム・塩素といったミネラル成分を一定のバランスを保つように、微妙な調整を行っています。

この調整機能は人間の健康を安定的に維持するためのもので、恒常性維持機能といいます。

― 体液の種類 ―

血液

リンパ液

体腔液
①漿膜腔液(胸水・腹水・心嚢液)
②脳脊髄液(髄液)
③関節液(滑液)
④眼房水(房水)

消化液
①唾液
②胃液
③胆汁
④膵液
⑤腸液

汗、涙、鼻水、尿、

精液、膣液、

羊水、乳汁

 

10 日本人にとっての美味しい水。

水は、安全・安心であることはもとより、健康に良いものであるべきものです。

そして体は、毎日飲む水は美味しい水で! と、自然に求めてきます。

マズい水にはマズい理由があります。そしてそれを毎日飲みたいと思う人はいません。

液体である水H2Oは、水素のプラスイオン(2原子)と酸素のマイナスイオン(1原子)がとてつもない速度でお互いに引き合い離れ合って形作られています。

このような不純物を全く含まない「超純水」と言われる水は、特別な工業用水として作られる、味も臭いも無いきれいな“物質”です。飲み水として美味しいものではありません。

水に味があるのは、純粋なH2Oではないからです。

美味しい水は、天然のミネラル(鉱物分)を含んでいます。

山のせせらぎをすくって飲む水や湧き水が美味しいのは、岩盤の鉱物質に触れあい、鉱石の成分である天然ミネラルを取り込んでいるからです。

天然のミネラルは水の粒を細かくして、水の味を舌に感じ易く、喉を通り易くします。そして、人の味覚・嗅覚を煩わせる物質を含んでいないので美味しく感じさせるのです。

日本人は舌が肥えています。味を見分ける感覚がとても精緻であり、マズい水は直ぐに分かります。

 

11 美味しい水は、普段から飲み慣れた硬さの水を。日本人に向いたお水は?

水には、硬い水と軟らかい水があります。

ヨーロッパの水の多くはカルシウムやマグネシウムの多い水で、硬水です。

日本の水は軟らかい水で軟水です。

日本料理はその軟水に合わせて築かれた独特の文化といえます。

水の硬さはミネラルであるカルシウムとマグネシウムの含有量により、硬度という指標が使用され、世界保健機構(WHO)のガイドでは以下のように分類されています。

軟水(硬度 0~60)
中程度の軟水(60~120)
硬水(120~180)
非常な硬水(180以上)
美味しい水を決める決定的要素!

5℃以下では、舌と喉は水の味と滑らかさを判別できず、また、鼻は臭気の確認ができません。

だから喫茶店などで出される氷を入れた水は、水道水でも冷たくて判別できないのです。

常温(10~15℃)で飲んだときの味覚とのど越しはごまかせません。

 

12 1日に必用な水の量と摂取の方法

体の活動を維持するために、人は絶えず水を摂取し排泄しながら、体内を循環させる必要があります。

水の循環がスムーズに行なわれている間は生命活動が保たれ生きていられますが、この循環が滞ると生命活動はストップしてしまいます。

普通に生活していて、成人は毎日平均2.0~2.6リットルの水分が排泄されます。

その約半分強が尿と大便、約半分弱が呼気と汗によります。

激しい運動をした場合は、呼気と汗による排泄量は大きく増えます。

健康を維持するためには、排泄された量に見合う水分を摂取しなければなりません。

摂取量が不足すると血漿浸透圧が上昇し、喉が渇き、尿が濃縮されます。

水分の摂取量不足は、健康障害の大きなリスク要因となります。

水分量が不足すると血液がドロドロと粘りのある状態になり、脳梗塞や心筋梗塞が起こり易くなります。

また、尿の排泄量が少なくなります。

1日最低でも500mlの尿が出ないと体内に老廃物が溜まり、生命にとって危険な状態になります。

人の水分摂取の方法は、飲料水で約半分、食事から約半分です。

バランスの良い食事をされていれば、食材から相当量の水分摂取ができます。

これは、食材に含まれている水分に加え、食材のたんぱく質・炭水化物・脂質が体内で酵素により分解されて水分が作られるからです。

 

13 健康のため水を飲もう

厚生労働省は、平成20年6月に「健康のため水を飲もう推進運動」を開始しています。

『目覚めの一杯、寝る前の一杯。』
『しっかり水分 元気な毎日!』

私たちが生きていくために「水」は欠くことのできない存在ですが、その摂取量が不十分であることによる健康の障害が多くの悲劇を引き起こしております。

熱中症や脳梗塞・心筋梗塞などは水分摂取量の不足が大きな要因となっており、これら脱水による事故の予防には、こまめな水分補給が効果的です。

寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後、入浴の前後、そして喉が渇く前に水分補給を心がけることが重要です。

 

14 お水は大切、こんな考え方にはご注意ください。

「水は美味しくないので、ジュースや甘いものばかり飲んでいる。」
→ 糖分の採り過ぎで血糖値が上がり、空腹感を感じず夏バテの原因にもなりかねません。

「デスクワークで喉も渇かないし、仕事中にトイレが近くなると困るので水分はあまり採らない。」
→ 座っていても吐く息や汗で水分は失われます。特に冷房で除湿していると沢山の水分を失っています。

「お風呂上りはビールで水分補給。ビールを美味しく飲むため入浴前に水分は我慢。」
→ アルコールには利尿作用があるので水分補給にはなりません。入浴中は汗をかくうえ、お風呂にも利尿作用がありますから、入浴前後の水分補給は必要ですね。

「水は冷たい方が美味しいので、いつも冷蔵庫で冷やしている。」
→ 水の温度は5~15℃くらいが腸で吸収し易いです。冷たいものばかり飲むと胃の働きが悪くなり、また、腸を刺激して下痢の原因になります。

「暑い時は大きなペットボトルを一気飲み。」
→ デトックスには有効でしょうが、一度に大量の水分を採ると胃液が薄まって食欲が低下したり、消化に時間がかかり胃の働きが悪くなります。
一度の適量は、コップ1杯(150~200ml)でしょう。

「スポーツをしていると、つい夢中になって水分を採るのを忘れてしまう。」
→ 体重の2%の水分を失うと軽い脱水症状になるため、大量の汗をかいているのに水分を補給しないことは危険です。汗をかくとミネラルも失いますから水と自然塩を採ることが善し。

「朝は時間が無いから何も飲まない。」
→ 就寝中にはかなりの量の汗をかきますので、体内の水分が不足して血液濃度が高くなっています。朝起きたら必ず水分補給を。

「夜中にトイレに起きるのが嫌だから夜は水分を採らない。」
→ 夜寝る前の水は、夜中に血液がドロドロになるのを防いでくれます。大切です。

( 以上)

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