《少しずつ気をつけていこう》
これまで好きなものばかり食べていたという人も、何かのきっかけで食生活を見直すことがあるかもしれません。
例えば、健康です。
毎年受ける人間ドッグや健康診断で数値が高い、異常な箇所が見つかると不安になり、食生活を見直す人が多いでしょう。
しかし、これまで好きなものばかり食べていた場合、どのような食事が健康に良いの分からないものです。
栄養について学び、すぐに日頃のメニューを全て変えることも可能ですが、それが難しい人は摂取を控えた方が良いものについて知り、少しずつ気をつけてみてはいかがでしょうか。
好きなものが食べられないとストレスが溜まって、ダイエットのリバウンドのようにリミッターが外れて、体に悪いとされているものを爆食してしまうなど逆効果になる可能性もあるため、徐々に食事を見直していく必要があります。
《アルコールはほどほどに》
摂取を控えた方が良いものの一つは、アルコールです。
お酒が好きで毎日飲んでいる人も多いのではないでしょうか。
毎日飲む習慣があると、1日でも飲まない日があるとなんとなく口が寂しくなったり、大食いになる場合がありますが、出来るだけ飲み会など必ず飲まなければならない日以外は控えてみてください。
アルコールは肝臓で分解されますが、その時にビタミンとミネラルが消費し、この成分が不足すると、日常的な疲れが取れにくく、睡眠不足ではないのに倦怠感や疲労が取れないなど慢性化する恐れがあるのです。
砂糖も摂取を控えた方が良いとされています。
これは、食後の血糖値の上昇を表す指標であるGI値が上がるため、控えた方が良いのです。
お菓子はもちろん、清涼飲料水、缶コーヒーなどにも含まれているため、摂り過ぎには注意してください。
《カフェインとグルテン》
仕事中、眠くならないようにコーヒーを飲むこともありますが、後から反動が来て余計に疲れるため依存しないように要注意です。
1日3杯以上飲んでいる人が急激に止めると動けなくなったり、頭痛、倦怠感が生じる人もいるため、飲む量を少しずつ減らしていきましょう。
次第に飲まないことが習慣化されて体が楽になるはずです。
加工食品に含まれているグルテンは腸に炎症を起こしやすいものであり、アレルギー反応が出る可能性があります。
毎日の昼食にラーメンやパスタ、菓子パンなどを好んで食べている人は、小麦粉を使った食べ物を食べる機会を少なくして、お米がメインの定食に変えてみてください。
このように、少しずつ控えることを心がけてみてはいかがでしょうか。
いきなり体調が改善されるというわけではありませんが、長く続けていると好転するでしょう。