第48回全日本シニア体操選手権鯖江大会の結果ご報告

サプリメント in ウォーター MCMのめぐみを協賛提供させていただきました、2015年9月20日(日)から9月22日(火・祝日)までで開催された第48回全日本シニア体操選手権鯖江大会。
その第1部の結果が、全日本シニア体操クラブ連盟ブログに掲載されております。

2015全日本シニア体操競技選手権大会報告 から以下、転載です。

内村選手、苦戦するも貫録の4連覇
団体は男子コナミ、女子朝日生命がV
植松選手が鉄棒Dスコアで驚異の7.7

鯖江市制60周年‘95世界体操鯖江大会20周年記念大会と銘打って2015第48回全日本シニア体操競技選手権大会が20日、福井県鯖江市の鯖江市総合体育館で開幕しました。
第1日は開会式に引き続いて男女1部の団体総合、個人総合が行われ、個人では注目の世界王者、内村航平選手(コナミスポーツクラブ体操競技部)があん馬で落下、跳馬でも両手をつく失敗をしながら平行棒、鉄棒で完ぺきな演技を見せ、91・550点をマークして4年連続4度目の優勝を飾りました。2位に武田一武選手(徳洲会体操クラブ)、3位に山室光史選手(コナミスポーツクラブ体操競技部)が入りました。
世界選手権代表の田中佑典選手(コナミスポーツクラブ体操競技部)は右手首の故障で残念ながら棄権しました。
女子個人総合は美濃部ゆう選手(朝日生命)が3年連続3度目の優勝。
団体総合の男子はコナミスポーツクラブ体操競技部が徳洲会体操クラブとの激戦を制して7年連続8度目の優勝、女子は朝日生命が5年連続17度目の優勝を遂げました。
試合後、4連覇を遂げた内村選手は「息が上がってしまい、いつも失敗しないところでミスが出た。体力的にもきつかった。床運動からあん馬に移るローテーションが速くてリズムが狂ってしまった。世界選手権前にミスが出たことは良かった。しっかり調整して本番に臨みたい」と反省を口にしながら意欲も見せた。
女子3連覇の美濃部選手は「失敗も出たので、決して調子がいいとは言えない。今が絶好調だと必ず(調子が)落ちていくので、これから世界選手権に向けて全体的に上げていく」と話しました。

この日、鉄棒のスペシャリストで29歳のベテラン植松鉱治選手(コナミスポーツクラブ体操競技部)が4つの離れ技を連続して決めるなど、Dスコアで世界タイ記録となる7.7をマーク、16.400の高得点を挙げました。試合後、植松選手は「一度、引退を決意したが、チームドクターらからのアドバイスもあり、緊張感をコントロールできれば長く(競技生活を)続けられることを8月から1カ月半も勉強してきて、心理学的に強くなったと思う」と今後も選手として頑張る決意を表明しました。

 

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