《朝食を食べないとリズムが崩れる》
健康を維持し、出来るだけ寿命を延ばしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
健康寿命を延長するための秘訣があります。

その秘訣は生活習慣、食事、運動です。
生活習慣が乱れている人もいるでしょう。
乱れる原因は様々ですが、一つは朝ごはんを食べないことです。
朝食を食べる時間がない、ダイエットのために朝を抜いている人もいるかもしれませんが、朝ごはんを食べないと体内のリズムも乱れてしまいます。
起床したら朝日を浴び、しっかりと朝ごはんを食べて体の調子を整えてから1日の活動がスタートします。
食欲がない人は食べられそうなものを選んで、無理のない範囲で朝食を食べるようにしましょう。
余裕のある人は栄養バランスが整ったメニューを摂取してみてください。

《食べ過ぎ飲み過ぎには要注意》
食事はしっかり3食、食べることが大切です。
しかし、毎回の食事をお腹いっぱい食べてしまっている人もいるのではないでしょうか。
満腹になるまで食べたいものですが、食べすぎると肥満の原因になります。
人それぞれ適切なカロリー摂取量が異なりますが、腹七分目を意識してください。
また、お酒をよく飲む人は赤ワインを選びましょう。
赤ワインにはポリフェノールの一種であるレスベラトロールが含まれており、これが長寿遺伝子に直接働きかけるとされているのです。
しかし、飲み過ぎには注意しなければなりません。
飲めば飲むほど長寿遺伝子にいい影響を与えるというわけではなく、男性は1日に2杯以下、女性は1杯以下に抑えるのが目安です。

《運動は定期的に継続して行う》
運動は定期的に、そして継続的に行うのがポイントです。
食事と同様に運動はとても大切で、長寿遺伝子を活性化させるために必要なことです。
これまで運動をしてこなかった人はもう遅い、と思うかもしれませんが、運動は何歳から始めても遅すぎるということはありません。
脂肪にはアディポネクチンというホルモンが含まれており、血管を修復したり脂肪を燃焼したりする作用がありますが、太った脂肪細胞からは分泌されなくなります。
そのため、この細胞を太らせないようにしなければならず、定期的に継続して運動することが大切なのです。
無理にハードな運動を始めると怪我など思わぬトラブルが発生する恐れがあるため、自分が取り組める範囲で運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、ハードな運動を1回したとしても効果があるわけではなく、継続することが大切です。
このように、健康寿命を延長するためには秘訣があります。
これらを徹底したからと言って必ず延長されるというわけではありませんが、これまで何もしてこなかったという人は、これを機に日頃から意識して取り組んでみてください。