《正しいウォーキングとは》
正しいウォーキング方法を知り、健康効果を得ましょう。
基本的なウォーキング方法は、まず正しい姿勢から意識しなければなりません。
歩く前に正しい姿勢で立つことが大切です。
正しい姿勢とは・・・まっすぐ立つことです!
顎を引いて、直立に立ちますが横から見たときに耳や肩、腰椎、膝、くるぶしが地面から垂直に伸びているような姿勢を意識してください。
足の動かし方は、かかとから着地してつま先で蹴り出すように歩くことです。
できるだけ膝は伸ばし、腰から前に出すイメージです。
ウォーキングのスピードは、普段の歩行よりも少し速めを意識します。
そうすると、歩幅も少し広くなるでしょう。
歩幅が狭いと健康効果は得られません。
無理のないように正しいウォーキングを意識して歩いてみてください。
《体質改善ができる》
正しいウォーキングによって得られる健康効果は、体質改善です。
心臓から足まで血液を運び、また心臓まで送り出す必要がありますが、この心臓に戻す働きをするのは足の筋肉です。
正しい方法でウォーキングをすると足の筋肉をしっかり使い続けることができ、血液を送り出す助けとなって血流がスムーズになります。
血流がスムーズになると、体の隅々まで栄養素や酸素が行き届き、新陳代謝が活発になるのです。
そのため、冷え性やくすみ、目のクマが緩和されるなど体質改善に効果が期待できます。
ウォーキングは有酸素運動です。
体内の糖質や脂肪を使いますが、ハードな有酸素運動をすると主に糖質が使われ、ウォーキングをすると脂肪が多く使われます。
つまり、ウォーキングをすることで体脂肪が効率よく燃焼され、ダイエット効果が期待できるのです。
10分のウォーキングを2、3セット行うのと、20分、30分継続して得られる健康効果は同じであるため、こまめにウォーキングをしてみてはいかがでしょうか。
《肩こりにも効果的》
肩こりに悩んでいる人もウォーキングを取り入れてみてください。
首や肩の周りにも筋肉があり、常に頭や腕を支えているため緊張している状態が続いています。
この緊張状態が続けば筋肉がこわばって血流が悪くなり、肩こりや痛みに繋がってしまいます。
肩こりを解消するためには腕を大きくふってウォーキングをすることがポイントです。
肩や背中の筋肉がほぐれて血流が良くなり、肩こりなども緩和されます。
肩に力が入ってしまうと意味がないため、リラックスをしてウォーキングしましょう。
このようにウォーキングには様々な健康効果が期待できます。
朝や夕方など時間を作って、ウォーキングを始めてみてはいかがでしょうか。
正しいウォーキングをすることで、簡単に様々な健康効果が得られます。