《冷房が効いている室内も危険？》
梅雨の季節が明けると気温がどんどん上昇し、40℃を超える日も少なくありません。
エアコンや扇風機を使って涼しい部屋でずっと過ごしていれば快適で体調を崩す心配がないと思っている人も多いのではないでしょうか。

外出すると気温や湿度の高さで体調が崩れやすくなりますが、室内でも熱中症や夏バテにかかる恐れがあるため注意が必要です。
エアコンの温度を下げたりジュースをたくさん飲んで水分補給をした気になっているなどの間違った過ごし方をしていると、病気を助長させる原因となるため正しい方法を知っておくことが大切です。
そのポイントの一つは食事です。
暑い季節も健康で乗り切れるように、夏バテに良いレシピを知っておきましょう。

《栄養バランスが重要》
食事は栄養バランスの良さを考えることが大切です。
夏バテ気味になると食欲がなくなり、アイスやかき氷、素麺など内臓を冷やすものばかり食べている人もいるのではないでしょうか。
全く食事をしないのは最も危険ですが、偏った食生活も体調不良を招く原因となります。
積極的に料理に取り入れたい食材は、野菜やフルーツのほか、お肉、魚、大豆類です。
お肉、魚、大豆類は不足しやすいタンパク質が含まれています。
全てを必ず取り入れなければならないというわけではありませんが、一食ごとにどれか一品に取り入れてください。
他には汗をかくと失われるビタミン、ミネラルも意識して摂取しましょう。
食欲がないときは生姜やシソ、カレー粉を使った料理が効果的です。
冷たいものばかり摂取していると胃腸が弱くなり、健康に悪影響を与えるため温かいレシピも作ってみてはいかがでしょうか。

《誰でも簡単に作れる》
夏バテ予防におすすめのレシピは、簡単に作れる豚の生姜焼きです。
タンパク質が豊富に含まれている豚肩ロースを使い、タレに生姜を加えると食欲も出てくるでしょう。
フライパンに油を入れて、豚肉を並べて中火で焼き、片面が焼けたらひっくり返して生姜や酒、砂糖、醤油を入れて絡めるだけです。
料理が苦手な人でも作れるおかずです。
焼きたてはより美味しく、胃腸が冷えることもありません。

どうしても冷たいものが食べたいときは、オクラと長芋の冷奴がおすすめです。
オクラや納豆、長芋をお豆腐の上に盛り付けて、その上から卵を落としめんつゆをかけるだけの簡単レシピです。
手軽でさっぱり食べられるため、食欲が落ちているときにピッタリではないでしょうか。
お好みで他の食材を加えても美味しいです。

お魚はさんまがおすすめです。
さんまは不飽和脂肪酸が含まれており、動脈硬化予防を助けます。

これらのお料理。健康のことを考えて、作ってみてはいかがでしょうか。