《夏の疲れが取れない》
夏の疲れが取れない、取れにくい時は、体の内側が疲れているサインです。
寝ても、倦怠感や疲労感が取れないと感じている人も、多いのではないでしょうか。
倦怠感や疲労感を放置したまま、夏を乗り切ろうとすると、体調を崩してしまう恐れがあります。

身体の疲れを取ろうと、サプリメントなどに頼ってしまう人もいますが、根本的な生活習慣の中で、疲れの原因や疲れを助長しているポイントを見つけましょう。
夏の暑さに、身体は負けてしまいます。
しかし、人間の身体は正しくケアをしてあげることで、暑さに負けない身体づくりをすることができるのです。
夏の暑さに負けてしまうと、夏バテのような倦怠感や疲労感といった症状がずっと続きますが、暑さに打ち勝つことで辛さや身体の重みが改善されるでしょう。

《水分補給の仕方を見直そう》
夏の暑さに負けないようにするためには、まずは水分補給から見直してみましょう。
水分補給は、ただ水を飲めば良いと思っている人が多いです。
しかし、冷たい水を飲むだけでは、上手に体内に水が運ばれないでしょう。
胃は思っている以上に小さく、大量の水を一度に摂取しても胃腸が対処しきれず、尿に変わって体内へ必要な場所に水が届けられていないのです。
また、短時間で一度に水分を摂取できる量が決まっています。
たくさん水分補給ができたと思っていても実際にはできておらず、室内でも熱中症になってしまう人がいます。
正しい水分補給の仕方は、こまめに飲むことです。
目安は15分に2口から3口ほど、ゆっくりと飲みましょう。
また、冷たい水ではなく、常温の水を飲んでください。
暑い夏に冷たい水は美味しいですが、冷たい水は身体や胃腸を冷やし、代謝や血流を悪くするというデメリットがあります。

《夏の疲れを溜めないように》
冷たい水を摂取したことによって、胃腸が弱まると頭痛や腹痛が起きやすくなる恐れがあります。
また、胃腸が弱まると、食欲がなくなり疲れやすい、夏バテがずっと続く、下痢をすると脱水症状になる、反対に水分不足になり便秘になる、肌荒れを起こす、手足の痙攣、重みなど様々なデメリットがあるのです。
胃腸が弱っている時は、免疫力が落ちている証拠でもあります。
そのため、夏風邪にもなりやすい身体になってしまうため、注意しましょう。
室内では、クーラーが効いているので汗をかかない、水分補給は必要ないと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、室内でも自然に汗をかき、また、呼気によっても水分が体の外へ排出されているため、こまめに常温の水を摂取することが大切です。
喉が渇いたと感じた時には、既に遅く、喉の渇きを感じる前に水分補給をすることも大切なポイントになります。
正しい水分補給の仕方で、夏の暑さに負けない体をつくりましょう。

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