冬を乗り切る健康管理ポイントとは

《寒くなると体調を崩しやすい人は》

冬になると毎年体調を崩してしまう人も少なくないのではないでしょうか。
寒さや乾燥、インフルエンザの流行など体調を崩す原因は様々ですが、冬を乗り切る健康管理のポイントを知って対策をしてみてください。

ポイントの一つは免疫力を高める食事を心がけることです。
みかんを食べると風邪をひかないと聞いたことがある人もいるはずですが、みかんだけでなくビタミンCを含む柑橘系、野菜は免疫力を高める働きがあると言われています。
さらにビタミンAが含まれている食べ物はウイルスが侵入してくる粘膜の健康を保つことが期待できるため、ほうれん草やブロッコリー、カボチャなども積極的に食べましょう。
また、忘年会や新年会など飲み会が多くなる時期ですが、出来るだけ飲みすぎないように配慮しながら楽しむことも大切です。
何か胃のなかに入れてから飲んだり、アルコール分が排泄しやすいように水分補給したりしながら飲むだけでも効果があります。
お酒以外にも胃や肝臓を刺激する飲み物、食べ物は控えてください。

《お部屋の中で気をつけたいこと》

環境調整も健康管理をする上で大切なポイントです。
風邪の原因となるウイルスは低温で乾燥した場所を好むため、お家の中は20度前後、湿度は50〜60%保てるように調節してください。
エアコンで温度調節をすると乾燥しやすいため、加湿器を使ったり部屋の中で洗濯物を干したりするのも効果的です。
毎年インフルエンザにかかっている人は、特に気をつけなければなりません。
湿度が35%以下だと1日経過してもウイルスが生存している可能性が高いと言われているため、お部屋の中を温かくするだけでなく潤いも大切になるのです。
湿度50%であれば10時間ほどでウイルスがほとんど全滅するとされているため、インフルエンザにかからないように調整してみてはいかがでしょうか。
外出時だけでなく寝る時もマスクをすると喉が乾燥しにくく、加湿効果を得ることができます。
また、手洗い、うがいは風邪予防の基本ですが、できていない人もいるでしょう。
手に付着したウイルスが口や鼻から入ると感染する恐れがあるため、1日1回は手洗い、うがいをするようにすることが大切です。

《適度に動くことも大切》

冬はこたつで温まり、ゆっくり過ごしたいものですが適度な運動も欠かせません。運動をすることで体力の低下や肩こり、腰痛を防いでくれます。
しかし、朝起きたばかりからすぐに運動するのは避けましょう。急激に温度が変化すると心臓や脳へ負担をかけてしまうからです。準備運動をしっかり行い、体をある程度温めてから行ってください。
真冬は室内での運動も効果的です。
このように少し気をつけるだけで体調管理をすることができます。
年中元気に過ごせるように気をつけてみてはいかがでしょうか。

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