健康のための正しい歯磨きの方法とは

《重症化する前に》
起床後、食後、就寝前など最低でも1日2回以上は歯磨きをしても虫歯になってしまう人もいるでしょう。
体質や歯並びの問題がありますが、正しい方法で磨かなければ歯の健康を維持することが難しいのです。

悪くなっている部分だけを削って詰めるだけでは解決できない場合、インプラントやセラミックなど作りものの歯を入れなければなりませんが、保険外治療であるため高額な治療費がかかってしまうケースも少なくありません。
もっと早くから歯の健康に気を使っておけばよかったと後悔することがないように、正しい歯磨きの方法を知り、今日から実践してみてはいかがでしょうか。
中には正しいと思っていた方法が、実は間違っていたという場合があります。
例えば、マウスウォッシュです。
マウスウォッシュで口の中をすすぐとスッキリしますが、ブラシで磨かない限りデンタルプラークは取り除けません。
時間がない時や面倒な時は、マウスウォッシュで済ませている人もいるでしょう。
ずっと続けていると歯周病も招く恐れがあるので注意してください。

《自宅でのケア》
デンタルプラークは、毎日ブラシで磨いて落とすことを徹底し、1年に1回は必ず歯科で歯石を取り除くのが正しい方法です。
念入りに歯磨きをしていても、歯周ポケットに付着している歯石は、自分で取り除くことができません。
歯並びが悪く、自分で届きにくい部分がある場合は1年に数回、定期的に歯科で診てもらいましょう。
自宅でのケアは就寝前がポイントです。
時間がない時は、いい加減な磨き方をしてしまう人もいるのではないでしょうか。
健康的な歯を維持するためには、1日3回のケアが理想的ですが、出先で昼食後に時間がない時は、就寝前に徹底的に歯磨きをしてください。
1日で溜まったデンタルプラークをリセットしなければ、どんどん口内環境が悪くなります。

《健康に対する意識を高めよう》
歯を健康に保つためには、歯磨きの他にフロスも効果的です。
表面はブラシで磨いて、フロスで間に挟まったものを取り除きます。
フロスが面倒な時は、歯間ブラシをするだけでも効果が大きく異なります。
ブラシの当て方、動かし方、力加減にも注意が必要です。
毛先は表面にしっかりと当てて、軽い力で小刻みに動かします。
毛先が広がるほどゴシゴシと力強く動かしてはいけません。
1箇所に20回以上のブラッシングを目安に動かすと良いでしょう。
噛み合わせの部分、表面、裏側、境目を隈なく丁寧にブラッシングしてください。
日本人は歯の健康に対する意識が低い傾向にありますが、重症化する前にケアをすることが大切です。
健康のための歯磨きポイント

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