《気持ちが満たされる間食》
好きな時間に間食をしてしまっている人も多いのではないでしょうか。
ご飯の前にお菓子を食べたり、寝る前に小腹が空くとラーメンを食べたりする人もいるでしょう。
子供の頃は親が決めた時間におやつを食べているのが当たり前でしたが、成長するにつれて、好きなものを好きな時間に好きなだけ食べてしまう人も少なくありません。

食べたいものを食べて気持ちは満たされるでしょうが、健康には悪い習慣です。
また、子供と大人での間食は目的が少し異なります。
そのため、子供の時のように三時のおやつなどと決める必要はありませんが、目的を知った上で気持ちも身体も満たされるように健康的に間食の摂り方をコントロールすることが大切です。
まず、注意すべきポイントを知り、正しく食べることにいたしましょう。

《子供と大人で異なる目的》
大人と子供の目的の違いについてですが、まだ体が小さい子供にとって、三食だけではエネルギーを摂りきることができないため、補助食としておやつなどを食べる目的があります。
お菓子が一般的となっていますが、本来の補助食はおにぎりなどです。
それに比べて大人は十分に成長しているため、三食でも必要なエネルギーを摂ることができていますので、大人の場合の目的は栄養補給と気分転換です。
消化機能も成長しており、健康的に栄養素を三食で摂ることが可能ですが、偏った食事法などの所為で摂りきれていない方もおりますので、そのような方は不足している栄養素を補うことが間食の目的となります。
朝、昼にしっかりと食事をする時間が確保できない、毎日同じようなメニューを食べているという人は栄養補給を行ってください。
また、仕事をしていると疲れやストレスが溜まります。
少しでもリフレッシュする時間を取るために、おやつを食べながら、おしゃべりをすると良い気分転換になって仕事に対するモチベーションも上げることができるため効果的です。

《注意点とは》
注意すべきポイントの一つは、不足している栄養素をしっかり補うことです。
スナック菓子やチョコレートを食べてはいけないというわけではなく、三食のメニューで不足している栄養素も補えるようにコントロールしてください。
一食ごとに栄養バランスを徹底したメニューを考えるのは大変です。
そのため、最近足りていないと感じている栄養素を積極的に補いましょう。
また、スナック菓子を食べる時は一袋食べきらないように注意してください。
テレビを見ながらスナック菓子を食べているとあっという間に食べきってしまうものです。
しかし、全部食べ切ってしまうとカロリーオーバーになったり、糖質、脂質、塩分を摂りすぎてしまうので健康に悪いです。
肥満にもなりやすいため、小分けのタイプを選ぶことや、食べる量だけお皿に取り出して摂取量を調節するなどの工夫をしてみてください。