《持続させるためには》
健康のために生活習慣を改善するべき、と思っている人が多くいることでしょう。
しかし、これまでの生活習慣を変えることはなかなか難しいことです。
長年当たり前のようにしてきたことは体に染み付いているため、数日間、数週間と続けることができても完全に変えることができないことが多いです。
特に、健康に良いとされている運動は、定期的にジムやウォーキング、ランニングなどで実行できている人は、体を鍛えられるだけでなく、心にも良い影響を与えます。
しかし、習慣化することができずに途中で諦めてしまうことが多く、安定して継続できるまでには時間がかかります。
では、どのような工夫をすれば良いのでしょうか。
一つは運動に対する抵抗を無くして、やる気が出るようにすることです。
カレンダーに印を付けて、できたことを目で確認して達成感を得るようにするなど、簡単なことでも効果があります。
ただ体重測定や体を鏡で見てチェックするなどでは、やる気がなくなりやすいため要注意です。
《できることから始めよう》
運動は少しハードルが高いと感じる人は、就寝時間を改善することから始めてみてはいかがでしょうか。
良質な睡眠は健康にとても良いです。
8時間は寝たほうが良いという人もいれば、6時間で十分など、人によって適切な睡眠時間は異なりますが、最低でも24時には寝るように心がけてみてください。
深夜まで起きているのが日課だという場合は、1日の過ごし方を変えてみましょう。
日中はできる限り体を動かすようにする、寝る前はスマホやパソコンの画面を見ない、カフェインやアルコール、タバコを控えるなどです。
最近では就寝前にスマホなどで動画を見たり、漫画を読んだり、ゲームを楽しむ人が増えていますが、バックライトは睡眠に悪影響を与えます。
就寝前はもちろん、日中も最低限な時間を心がけてください。
《ポジティブに取り組む》
健康に良いことは他にも様々ありますが、一度に全て取り入れて改善しようとすると長続きしません。
できる範囲で少しずつ挑戦してみてください。
一つ長続きできたら、また一つ増やすなど無理なく取り組むことが大切です。
また、できないこともあるでしょう。
すぐに結果が出ないと嫌になることもあります。
できなかった自分にイライラすることもあります。
その時は、できなかったことを責めるのではなく、できたときに褒めるようにするのが長続きさせるポイントです。
少しでもできたら自分を褒めてやる気を出していくと、習慣化できるはずです。
今日から少しずつ挑戦してみてはいかがでしょうか。