《深呼吸と健康について》
深呼吸をすることは健康に繋がります。
仕事や学校などでストレスを感じることがあるという人は、深呼吸をしてみてはいかがでしょうか。


ストレスを放置しているとマイナス思考になったり、イライラすることが増え、心の健康に悪影響を与えます。
ストレスを感じた時は深呼吸をしましょう。
深呼吸をすると体内に大量の酸素が取り込まれ、リラックスすることができるのです。
しかし、間違った方法で深呼吸をするとこのような効果は期待できません。

正しい深呼吸の方法は、最後まで息を吐き切ることです。

肺の中の空気を全て吐き出すと、息を吸った時に新鮮な空気が肺を満たし、体内に取り込める酸素の量が変わってきます。
正しい深呼吸の方法を徹底しましょう。

《深呼吸の方法》

健康のために深呼吸を取り入れる時は、まず初めに口から空気を出して肺の中を空にしてください。
次に鼻から限界まで空気を吸って、10秒ほど息を止めます。
吐く時は口を細くして、ゆっくりと吐き切ります。
この手順を5、6回繰り返しましょう。
職場や学校などどこでも深呼吸することができるため、ストレスを感じた時はリラックスするために深呼吸してみてください。

また、筋肉の動きを意識した深呼吸をしてみましょう。
呼吸の際に主な働きをする臓器は肺ですが、肺の伸縮には周りの筋肉の動きが重要です。
その中でも特に横隔膜の動きを意識しましょう。
横隔膜の働きが良くないと肺の伸縮機能が弱まり、横隔膜の力が抜けず、空気の出入りが悪くなります。

《深呼吸を生活に取り入れていこう》

深呼吸を日常生活に取り入れて、定期的に行っていきましょう。
例えば、眠れない時は布団に入って深呼吸をしてみてください。
深呼吸で横隔膜をほぐし、横隔膜が上下に動きやすい状態にすることで、緊張状態を解除する助けになります。
これによって、スムーズに眠りにつくことができるでしょう。

また、運動してほどよく疲れたときのほうがよく眠れるという話もよく耳にしますが、これも運動による呼吸の影響が大きいです。
運動中の呼吸が、横隔膜をほぐし、体をリラックスさせる手助けをしています。
ほどよい運動も、日常に取り入れておきましょう。

近年、若い人も生活習慣病にかかる人が増えてきました。
基礎代謝が高くなると、ハードな運動をしなくても痩せやすい体質になります。
このように深呼吸は様々な健康効果が期待できます。
深呼吸を習慣化させましょう。