《チアシードの間違った食べ方は危険》
ミランダ・カーやローラも食べていることで話題のスーパーフード、「チアシード」。無味無臭で食べやすく、水に戻さずそのまま食べたり、サラダにふりかけて食べたりしている人がいるようですが、本当にその食べ方で大丈夫?間違った食べ方は非常に危険です。今回、正しいチアシードの食べ方をご紹介します。
チアシードに限らず植物の種子は「アブシジン酸」という成分が含まれています。この成分は外敵から身を守るために発芽を抑制するはたらきがあります。そのまま摂取すると人間の細胞内のミトコンドリアが毒され、肥満、免疫力低下、整理不順、慢性疲労などの症状を引き起こします。チアシードを十分に水につけると発芽にスイッチがはいり、ファゼイン酸、ジヒドロファゼイン酸という無毒な成分へと変化し、安全に摂取が可能になります。ダイエット効果のあるチアシードを水に戻さず間違った方法で摂取すると、ダイエット効果がなく、かえって身体に悪影響を及ぼしてしまいます。
チアシードを水で戻した時にできるゼリー状のものはグルコマンナンという植物繊維で、人間が消化できず溜まっている老廃物を排出させる効果があります。ですので、チアシードは水で戻して食べるのが正しいのです。
《チアシードを水で戻す方法》
水の量はチアシードに対して10倍が目安です。チアシード大さじ1に対して150mlの水ですが、お好みで水の割合を変え、いろいろな食感を楽しんでください。しかし、便秘気味であれば、水の量が少ないと悪化してしまうのでこの場合は多めの水で戻すようにしてください。
水につける時間は商品によって異なりますが、発芽毒を無毒にするためたっぷり12時間つけてください。
また、毎回食べる前に水を12時間つけるのは面倒ですよね。しかし、水につけたチアシードは冷蔵庫で保存できますので、密閉容器で保存すれば1週間から10日間程度は保ちます。
《チアシードの効果》
チアシードは腹持ちが良く、満腹感も得られます。食事の前にチアシードを食べると食事の量を減らすことができます。また、糖やコレステロールの吸収を抑えるはたらきもあるので、痩せやすい身体作りができますし、ダイエットには欠かせないスーパーフードです。他にも美肌、アンチエイジング、便秘解消の効果もあります。
チアシードをしっかり水で戻し、効果的に食べて綺麗に一歩近づきましょう。
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