《健康のために運動をしよう》
運動が健康に良いと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
しかし、どのような運動が健康に良いのか、どのくらいの時間をかけて運動をすれば良いのかなど把握している人は少ないと思われます。
これから健康のために運動を始めようと検討している人は、運動の基礎知識を身につけておきましょう。
運動には様々な種類があります。
一つは、有酸素運動です。
有酸素運動を行う最大のメリットは健康効果だとされており、具体的には肥満や生活習慣病の予防、改善のために運動を行うのであれば有酸素運動が効果的だと言われています。
さらに、呼吸器や循環器も鍛えることができ、心肺機能を高めることも可能となります。
有酸素運動は、ウォーキングやジョギング、水泳、サイクリング、エアロビクスなどです。
普段の生活に取り入れ易いため、健康のために有酸素運動を行ってみてはいかがでしょうか。
ただし、デメリットもあります。
例えば、筋力アップや筋持久力アップにつながらないことです。
基礎知識を身につけた上で、効果的に有酸素運動を取り入れる必要があります。
《運動の種類によって効果が異なる》
レジスタンス運動も健康に良い運動です。
この運動は筋力トレーニングとも言われており、筋肉に負荷を加える動作を繰り返します。
有酸素運動では身につけられない筋力や、筋持久力を高めることができるため、血糖値を安定させることに繋がるのです。
主なレジスタンス運動は、スクワットや腕立て伏せ、腹筋などが挙げられます。
注意しなければならないことは負荷をかけすぎることです。
呼吸を止めて行うと血圧が急上昇してしまうため、高血圧の人は負荷をかけすぎないように健康運動士に相談しながらレジスタンス運動をしましょう。
運動は継続することが大切ですが、長続きしない人も少なくありません。
その場合は、柔軟運動がオススメです。
柔軟運動は筋肉をほぐすことができ、血流がよくなります。
また、自律神経のバランスをコントロールする副交感神経を活発にさせるため、心身がリラックスするのです。
就寝前などに取り入れてみるといいでしょう。
《運動は心の健康にも効果的》
運動は主に3つの種類がありますが、それぞれの知識を身につけて、目的に応じて運動を組み合わせることや、時間などを調整すると大きな効果を引き出すことができます。
例えば、有酸素運動は毎日継続させることが重要であり、レジスタンス運動は1日におき、週に3、4回程度、柔軟運動は運動する前後や起床時、就寝前が効果的です。
運動をする目的に適切な種類や頻度、時間で無理のない程度に行いましょう。
体の健康だけでなく、心の健康にも運動は効果があります。
運動が苦手な人も、運動を終えるとスッキリして、気持ちが良いと感じるはずです。
毎日継続すると、ドーパミンの分泌が盛んになり、達成感も増加します。
体と心の健康のために運動をしてみてはいかがでしょうか。