ウォーターサーバーは手軽に美味しい水が飲めるだけでなく、料理や赤ちゃんのミルク作りにも便利なため多くの家庭やオフィスで活用されています。
しかし一部では「ウォーターサーバーはやめた方がいい」と言われることもあります。
その理由として初期費用やランニングコストの負担、メンテナンスの手間、設置スペースの確保などが挙げられます。
そこで今回は「ウォーターサーバーをやめとけ」と言われる5つの理由と、それぞれの対策について詳しく解説します。さらにデメリットをカバーできるおすすめのウォーターサーバーも紹介するので、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
- ウォーターサーバーをやめとけと言われる理由とは?
- 理由①:初期費用やランニングコストがかかるから
- 理由②:メンテナンスや清掃に手間がかかるから
- 理由③:スペースの問題で設置が難しいから
- 理由④:解約時の違約金や長期契約の縛りがあるから
- 理由⑤:ボトル交換が重労働だから
- ウォーターサーバーをやめとけと言われるデメリットへの対策
- それぞれのデメリットを解消するウォーターサーバーを紹介
- 定額制プランのおすすめサーバー①/エブリフレシャス(tall)
- 定額制プランのおすすめサーバー②/しずくりあ(Skitto)
- 自動クリーニング付きのおすすめサーバー①/コスモウォーター(smartプラス)
- 自動クリーニング付きのおすすめサーバー②/フレシャス(エブリフレシャス)
- スリムタイプのおすすめサーバー/クリクラ(クリクラFit)
- 卓上型のおすすめサーバー/Locca(litta)
- 違約金がかからないおすすめサーバー①/ウォータースタンド(ピュアライフ)
- 違約金がかからないおすすめサーバー②/富士美味しい水
- 軽量ボトルのおすすめサーバー/アルピナウォーター(スタンドサーバー)
- 水パック型のおすすめサーバー/フレシャス(dewo mini)
- まとめ
ウォーターサーバーをやめとけと言われる理由とは?

- 初期費用やランニングコストがかかるから
- メンテナンスや清掃に手間がかかるから
- スペースの問題で設置が難しいから
- 解約時の違約金や長期契約の縛りがあるから
- ボトル交換が重労働だから
理由①:初期費用やランニングコストがかかるから

- 初期費用が高い
- 月額料金やボトル代がかさむ
- 電気代も追加で発生する
初期費用が高い
ウォーターサーバーのレンタル料がかからない場合でも初期費用として設置費用や配送費が発生することがあります。また購入する場合は数万円の費用が必要になることもあります。
初期費用を抑えるためには初回費用が無料のキャンペーンを利用することや、購入時に分割払いを選ぶなどの工夫が有効です。
月額料金やボトル代がかさむ
ウォーターサーバーを利用するには毎月の料金が必要です。主な費用としてはレンタル料と水ボトルの代金が含まれます。
- レンタル料:サーバーの機種によってはレンタル料が無料のものもありますが、性能の高いサーバーは月額費用がかかることが一般的です。この費用は月々約1,000円~2,000円程度です。
- ボトル代::水の消費量に応じてボトルを定期的に注文する必要があります。1本あたりの価格は約1,000円~2,000円ですが、消費量が多い家庭では月に数本のボトルが必要となり、結果として月々の出費がかなり大きくなります。
電気代も追加で発生する
ウォーターサーバーは24時間稼働しているため、その分電気代もかかります。- 冷水と温水機能:ウォーターサーバーは常に冷水や温水を提供するため、これを維持するための電力消費が大きくなります。特に温水を保温するための電力消費は大きく、これが電気代に直結します。
- 待機時消費電力:サーバーが使われていない時間帯でも内部で温度を保つために電力が消費されます。省エネ機能があるモデルもありますが、基本的には電力消費が続きます。
理由②:メンテナンスや清掃に手間がかかるから

- 内部のクリーニング:内部の水が通る部分は定期的に清掃を行わないと、カビや細菌が繁殖する原因となります。これを防ぐためには業者による定期的なメンテナンスや、自動クリーニング機能が付いたサーバーを選ぶことが推奨されます。
- 外部の清掃:水が出る蛇口部分やボトルを設置する場所は特に汚れがたまりやすいです。これを定期的に拭き取り、カビやほこりがたまらないように注意する必要があります。
- フィルター交換:一部のウォーターサーバーには空気中の雑菌や異物を防ぐフィルターが搭載されていますが、このフィルターも定期的に交換が必要です。交換しないと効果が薄れ衛生的な問題が生じる可能性があります。
理由③:スペースの問題で設置が難しいから

特に住宅やアパートが小さい場合、設置スペースに困ることがよくあります。
- サーバー自体が場所をとる問題がある
- ボトルの保管場所も必要
サーバー自体が場所をとる問題がある
ウォーターサーバーは通常高さが1メートル前後あり、幅も40~50センチ程度と床に置くタイプの家電としてはかなりのスペースを取ります。 これにより以下のような問題が発生します。- キッチンやリビングのスペースを圧迫:特に小さなキッチンやリビングに設置する場合、他の家電や家具との兼ね合いで置き場所が限られてしまうことがあります。
- 設置場所の変更が難しい:ウォーターサーバーは一度設置すると簡単に移動させることが難しいです。設置後にスペースが狭く感じたり邪魔だと感じた場合、再度設置場所を変えるのは手間がかかります。
ボトルの保管場所も必要
ウォーターサーバーを使用するにはサーバー自体の設置スペースだけでなく、水のボトルを保管するスペースも確保しなければなりません。- ボトルの大きさ: 水のボトルは通常10~12リットルの大きさがあり、それをストックするための収納スペースが必要です。
- 複数のボトルの保管: 定期的に配送されるボトルは最低でも2~3本のストックを置いておくことが推奨されています。そのため収納スペースが限られている家庭では保管場所に困ることが多いです。
理由④:解約時の違約金や長期契約の縛りがあるから

これは業者と顧客双方にとってコストの安定化を図るための手段ですが、利用者にとっては制約が増えることがあります。
ここでは長期契約に伴うデメリットについて詳しく解説します。
- 解約時に違約金が発生する
- 契約期間中の変更が難しくなる
解約時に違約金が発生する
ウォーターサーバーを契約する際には通常1年から3年程度の契約期間が設定されています。- 違約金が高額:解約時に発生する違約金はサーバーの種類や業者によって異なりますが、数千円から数万円に及ぶことがあります。このため途中でサーバーを手放したいと思っても、気軽に解約できないという状況が生まれます。
- 解約条件が厳しい:業者によっては解約に際してボトルの未使用分を全て使い切ることが条件になっていることもあります。これにより不要なボトルを消費するまで解約ができないというケースもあります。
契約期間中の変更が難しくなる
ウォーターサーバーの契約期間中にプランや機種の変更を希望する場合も、制約が多いことがあります。 特に以下のようなケースでは問題が発生しやすいです。- 使用量の増減に対応しづらい:契約時に設定した水の消費量が家族の成長やライフスタイルの変化によって変わることがあります。例えば契約時には一人暮らしで少量の水しか必要なかったが、家族が増えて水の使用量が増えた場合、契約内容を変更するのが難しいことがあります。
- プランの変更に追加料金がかかる:プランの変更やサーバーの機種変更を希望する場合、業者によっては追加料金が発生することがありこれが負担となることがあります。
長期契約の縛りがあることでこうしたライフスタイルの変化に対して柔軟に対応できないことが、ウォーターサーバーの大きなデメリットとされています。
理由⑤:ボトル交換が重労働だから

- 思いボトルを持ち上げる必要があるから
- 頻繁な交換作業が面倒だから
思いボトルを持ち上げる必要があるから
ウォーターサーバーで使用される水ボトルは一般的に10リットルから12リットル程度の大きさがあります。 これをサーバーに設置する際には、以下のような負担が生じます。- ボトルの重さ:10リットルのボトルは約10kgの重さがあります。これを持ち上げてサーバーに取り付けるのは、力が弱い人にとっては非常に困難です。
- 腰や腕に負担がかかる:ボトルを持ち上げる際には特に腰や腕に負担がかかります。持ち上げ方を誤ると、腰を痛める原因になることもあります。
頻繁な交換作業が面倒だから
ウォーターサーバーを頻繁に利用する家庭や家族が多い家庭では、ボトルの交換作業が頻繁に発生します。 特に以下のようなケースでは、交換作業が面倒に感じられます。- ボトルの消費が早い: 家庭によっては1週間に1本以上のペースでボトルを消費することがあります。この場合毎週ボトルの交換作業が必要となり、手間がかかります。
- 交換作業のタイミング: ボトルの水が切れるタイミングは予測が難しく、忙しいときに交換が必要になることもあります。特に朝の忙しい時間帯や、仕事から帰って疲れている時に交換作業を行うのはストレスになることがあります。
ウォーターサーバーをやめとけと言われるデメリットへの対策

- コストを抑えるために定額制のプランを選ぶ
- 自動クリーニング機能付きのウォーターサーバーを選ぶ
- スリムタイプやコンパクトサイズのサーバーを検討する
- 違約金がかからない短期契約のプランを探す
- 軽量ボトルや水パックを選ぶ
コストを抑えるために定額制のプランを選ぶ
ウォーターサーバーの費用を抑えるためには、定額制のプランを選ぶのが効果的です。- 定額制プラン:一部のウォーターサーバー業者では月額一定料金で水を使い放題にできるプランを提供しています。これにより使用量が多い家庭でも月々の費用を気にせず利用することができます。
- 水ボトルのサイズを選ぶ:水ボトルのサイズを家族の消費量に合わせて選ぶことで、無駄な費用を抑えることができます。例えば家族が少ない場合は小さいサイズのボトルを選ぶことで、コストを削減できます。
自動クリーニング機能付きのウォーターサーバーを選ぶ
ウォーターサーバーのメンテナンスを簡単にするためには、自動クリーニング機能が付いたサーバーを選ぶのが効果的です。- 内部の自動クリーニング機能:最新のウォーターサーバーには内部を自動で洗浄してくれる機能が付いているものがあります。これによりクリーニングの手間を大幅に軽減できます。
- フィルター交換不要のモデル:一部のサーバーにはフィルター交換が不要なものもあります。これによりフィルターの交換費用や手間を省くことができます。
スリムタイプやコンパクトサイズのサーバーを検討する
設置スペースの問題を解決するためにはスリムタイプやコンパクトサイズのウォーターサーバーを検討するのがおすすめです。- スリムタイプのサーバー:従来の床置き型のサーバーに比べ、幅が狭く場所を取らないモデルがあります。特にキッチンやリビングに置くスペースが限られている場合、スリムなタイプを選ぶことで省スペースに設置できます。
- 卓上型のサーバー:カウンターの上に置けるコンパクトなサイズのウォーターサーバーも増えてきています。これにより床のスペースを使わずに設置できるため、小さなキッチンにも適しています。
違約金がかからない短期契約のプランを探す
長期契約の縛りを避けたい場合は、違約金がかからないプランを選ぶのが有効です。- 短期契約プラン:最近では1年以内の短期契約プランや、契約期間がなく自由に解約できるプランを提供している業者もあります。このようなプランを選ぶことで、解約時の違約金を気にせず利用することができます。
- 違約金なしのプラン:一部の業者では違約金が発生しないプランを提供しています。これを選ぶことで、解約時の負担を減らすことができます。
軽量ボトルや水パックを選ぶ
ボトル交換の負担を軽減するためには、軽量ボトルや水パックを選ぶのが効果的です。- 軽量ボトル:最近では軽量化されたボトルが登場しており、従来のものに比べて持ち上げやすくなっています。これにより、ボトル交換の負担を大幅に軽減できます。
- 水パック型のウォーターサーバー:ボトルの代わりに柔らかい水パックを使用するサーバーもあります。水パックは軽量で、取り付けも簡単なため、力の弱い方や高齢者でも扱いやすいです。
それぞれのデメリットを解消するウォーターサーバーを紹介

定額制プランのおすすめサーバー①/エブリフレシャス(tall)

月額費用 | 3,300円(税込)/月 |
サイズ | W260×D370×H1200mm |
水の種類 | 天然水 |
タンク容量 | 冷水=1.5L 温水=1.5L |
設置工事 | 不要 |
定額制プランのおすすめサーバー②/しずくりあ(Skitto)

月額費用 | 2,640円(税込)/月 |
サイズ | W250×D350×H1050mm |
水の種類 | 浄水 |
タンク容量 | 冷水=2.6L 温水=1.8L |
設置工事 | 不要 |
自動クリーニング付きのおすすめサーバー①/コスモウォーター(smartプラス)



月額費用 | 2,052円/12ℓ |
レンタル代 | 無料 |
サイズ | W300×D340×H1100mm |
水の種類 | 天然水 |
タンク容量 | 冷水=1.6L 温水=1.25L |
設置工事 | 不要 |
自動クリーニング付きのおすすめサーバー②/フレシャス(エブリフレシャス)

月額費用 | 3,300円 |
サイズ | W290×D363×H1125mm |
水の種類 | 浄水 |
タンク容量 | 冷水=1.5L 温水=1.5L |
設置工事 | 不要 |
スリムタイプのおすすめサーバー/クリクラ(クリクラFit)

月額費用 | 2,580円 |
サイズ | W245×D383×H987mm |
水の種類 | 浄水 |
タンク容量 | 冷水:2.3ℓ 温水:2.0ℓ |
設置工事 | 不要 |
卓上型のおすすめサーバー/Locca(litta)

月額費用 | 1,590円/12ℓ |
レンタル代 | 無料 |
サイズ | W230×D347×H500mm |
水の種類 | 浄水 |
タンク容量 | 給水タンク:3.0ℓ 冷水タンク:1.0ℓ 温水タンク:1.0ℓ |
設置工事 | 不要 |
違約金がかからないおすすめサーバー①/ウォータースタンド(ピュアライフ)

月額費用 | 3,300円 |
サイズ | W260×D370×H1204mm |
水の種類 | 浄水 |
タンク容量 | 冷水:2.0L 常温水:1.0L 温水:1.5L |
設置工事 | 不要 |
違約金がかからないおすすめサーバー②/富士美味しい水

月額費用 | 1,388円〜/12ℓ |
レンタル代 | 無料 |
サイズ | W310×D310×H970mm |
水の種類 | 浄水 |
タンク容量 | 冷水:1.35L 温水:1.8L |
設置工事 | 不要 |
軽量ボトルのおすすめサーバー/アルピナウォーター(スタンドサーバー)

月額費用 | 950円/7.6ℓ |
レンタル代 | 770円/月 |
サイズ | W310×D330×H995mm |
水の種類 | 浄水 |
タンク容量 | 冷水:1.5L 温水:1.2L |
設置工事 | 不要 |
水パック型のおすすめサーバー/フレシャス(dewo mini)

月額費用 | 925円/1パック(4.7ℓ) |
レンタル代 | 前月のお届け箱数[1箱4パック(4.7ℓ)] 0〜2箱:550円 3箱以上:0円 ※初月無料 |
サイズ | W250×D295×H470mm |
水の種類 | 天然水 |
タンク容量 | 冷水=0.8L 温水=0.9L |
設置工事 | 不要 |
まとめ

確かに定期的なメンテナンスやクリーニングの手間、ボトル交換の負担など、デメリットもあります。しかしこれらの問題を解決できるサーバーも多く存在します。大切なのは自分にとってどの点が一番気になるかを考え、その課題をクリアできるサーバーを選ぶことです。
自分のライフスタイルに合ったウォーターサーバーを見つければ、快適に利用できます。ぜひぴったりのサーバーを選んで、便利な生活を楽しんでくださいね。