総務省統計局が敬老の日に合わせて発表した高齢者人口の統計によりますと、2024年9月15日時点の日本の65歳以上の高齢者人口は、前年比2万人増である3,625万人。これは過去最多の記録で、総人口に占める65歳以上の割合も同0.2ポイント上昇し29.3％で過去最高となりました。
超高齢社会の日本。
高齢化率と併せて、フレイルや認知症有病者の増加が深刻な問題です。
今年から始まる2025年問題では、団塊世代が後期高齢者となることを受け、認知症有病者数が、高齢者の約5人に1人に当たる約700万人となると推計されており、社会保障費の負担増加をはじめ、介護・医療システムの崩壊等、様々な問題が指摘されています。
一方、厚労省の研究では、2012年よりも2022年の認知症有病率が低値だったとの調査報告をしています。
中高年者層のヘルスリテラシーの高まりが考えられるとしており、やはり日頃からの健康に対する意識が重要なのでしょう。
病気になってからでは遅い。でも、予防医学めんどう。
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