おいしい水の条件とは?
人によって美味しさに対する感覚は異なりますが、一般的な基準としては以下のようなものがあげられます。
・蒸留残留物 30〜200 mg/L
・硬度 10〜100 mg/L
・遊離炭酸 3〜30mg/L
・過マンガン酸カリウム消費量 3mg/L以下
・臭気度 3以下
・残留塩素 0.4 mg/L 以下
・水温 20度以下
(体温より20〜25度低ければ、最もおいしく感じるといわれています。)
天然ミネラルウォーターは安全ですか?
取水地、加工プロセスを明らかにしている信頼のおけるメーカーなら、まず問題はありません。
しかし、名水といわれている井戸水の多くが「飲用不適」とみなされている昨今、天然ミネラルウォーターの汚染がないという保証はありません。日本には取水地を保護する条例がありません。
安全性を比較した場合、原水の汚染の程度、品質の安全性にバラつきがあるミネラルウォーターよりは水道水をRO逆浸透膜で浄化し、ミネラルをバランス良く添加した方が「安全で美味しい水」といえるでしょう。
次の問題は経済性でしょう。ペットボトルのミネラルウォーター価格は、かなりの部分を輸送費が占め、価格を大幅に下げる余地はそれほどありません。また飲み水だけでなく、料理にも使うには、もったいないような気がします。日本のミネラルウォーターの基準では、原水に一番近いのは品名"ナチュラルミネラルウォーター"ですが、ろ過殺菌あるいは加熱殺菌が義務付けられていますので、残念ながら水の美味しさのもとになる酸素や炭酸ガスが減少させられています。「MCMのめぐみ(R)」は原水からRO逆浸透膜方式で徹底的に不純物を取り除き、その後で海水から抽出した天然のミネラルを添加した水で、12Lのペットボトルを使用する事により全国への配達が可能になりました。また使い切ったボトルは再資源としてリサイクルできます。
ウイルスやバクテリアも除去できてますか?
ウイルスとバクテリアのサイズより径がはるかに小さいろ過膜を使用しているので完全に除去できています。
現在問題となっている、塩素で殺すことができないクリプトスポリジウム原虫も大きさが4〜5ミクロン程度ですので完全に除去します。(ミクロンは1,000分の1mm)
日本とアメリカの水道水に関する規制は違うのですか?
昔、日本で規制されていた有害物質は鉛、水銀、トリクロロエチレンなどの11項目だけでしたが、平成4年の12月に水質基準が改定され、29項目に増えました。
現在、日本では水道法で定めた基準値以内の水だと安全という考え方です。
しかし広大な国アメリカでは、場所により水質も様々なので、実に126項目の物質に対しての規制があります。そのため、米国では政府機関が水道水は飲用するには危険性ありと明言しており、早くから飲用・調理用としてボトルウォーターが普及しております。
われわれの浄水技術はこの基準の厳しいアメリカ生まれであり、安全に作られた水と言えます。
輸入ミネラルウォーターは安全ですか?
ヨーロッパの水は、ミネラルの含有量200mg〜400mgのものが多く、日本の水に比べて硬度がかなり高くなっています。
硬度の高い水を長い間のみ続けると、食生活にもよりますが結石ができやすいと言われています。お茶や炊飯には向かないので、日本の食生活やライフスタイルには合わないというのが実情です。
水の説明の中に塩素がよく出てきますが、塩素処理はどういうものですか?
塩素処理の結果、水中に残留した有効塩素(酸化力を有する形の塩素)を指し、塩素イオンとは科学的に性質が異なるものです。
遊離残留塩素(次亜塩素酸および次亜塩素酸イオン)と結合残留塩素(アンモニアや有機性窒素化合物などと結合した塩素でクロラミンなど)があります。
水道法では、給水栓における水が遊離残留塩素0.1ppm以上(結合残留塩素の場合は0.4ppm以上)を保持するよう塩素消毒することが定められていますが、上限の規定はありません。
これらの塩素系は安価で非常に強力な殺菌力を持ちますが、水の味を損ない臭いがでますので、その水を使った食事や飲み物の味に影響します。また髪や皮膚を乾燥させ荒れさせます。
水道水に色がついていたら・・・?
水道水に少しでも色がついていたら注意が必要です。
①白 色
a)亜鉛の溶出(新しい亜鉛引き管ではありえる。時間経過を待つ。暫く水を流して下さい)
b)空気の溶け込み(長期休止の圧力水タンク等から出る。暫く水を流して下さい)
②茶 色
酸化鉄の色。錆びた水道管や蛇口からのごみ。無害。
③黒褐色
二酸化マンガンの色。
④黒い粒
臭気除去のために投入した粉末活性炭が除去しきれずに出てきた。
⑤緑 色
a) 銅や鉛の析出(朝一番の水には多いので、バケツ1杯の水は捨てて飲む)
b) プランクトンの影響(凝集不良を起こして漏れ出すこともある)
⑥黄 色
カドミウム
冷蔵庫の自動製氷機に使用する水について
現行の一般的な冷蔵庫の自動製氷機には水道水を使用したほうが無難です。
冷蔵庫メーカー各社の取扱説明書には、市販のミネラルウォーターや浄水器の水を使用しないこと、 水道水を使用すること、給水タンク等は1週間に1度洗うように書いてあります。
塩素を除いた水を何日も貯水する容器内では、容器の汚れに伴う水垢やぬめりの発生、 一般細菌やカビの発生などが心配だからです。
一般的な浄水器の性能は?
たいていの浄水器は活性炭を使用しています。
活性炭は、水道水中の有害物質を吸着させて浄水しますが、 詰まってくると機能が低下します。
活性炭との併用タイプも出ていますが、これも同様に機能低下します。
アルカリイオン製水器は?
水を電気分解してアルカリ性の水と酸性の水に分解する機能です。
初期のものは電気的処理のみを行っていましたが、最近では活性炭や中空糸膜を内臓したタイプのものも発売されています。
浄水能力という点では、一般的な浄水器となんら変わりがありません。
中空糸とは?
水をろ過する構造の一種です。0.01ミクロンまでのものを遮断します。
(1ミクロンは1,000分の1mm)
市販のミネラルウォーターでも安価なものがありますが・・・。
ミネラルウォーターは人間の身体に必要不可欠なミネラルが入っている水です。
安いからという理由で、成分や製造過程が曖昧な商品に手をだすべきではないと考えます。
裏面の表示を見ると「井戸水」等の表示になっていることもあります。
天然水といえども、中身の湧水や井戸水をどのような処理過程でボトリングしているかわかりません。慎重に吟味することが必要です。
硬度とは?
水に溶け込んでいるカルシウムとマグネシウムの量を計算して示します。
「MCMのめぐみ(R)」の水は、日本人が一番おいしいと感じる硬度になっています。
カルシウムとマグネシウムの計算総量で、23mg/Lに設定してあります。
硬水とは?
カルシウムとマグネシウムを比較的多量に含む水のことです。
日本では硬度が100以上の水を、一般的には硬水と呼びます。
肉料理には適しているといわれています。
軟水とは?
カルシウムとマグネシウムの量が比較的に少ない水のことです。
日本では硬度100以下の水のことです。お茶や日本料理によく合います。
「MCMのめぐみ(R)」は日本人に馴染む軟水です。
pH(ペーハー)とは?
水中の水素イオン濃度をあらわす数字で、pH=7は中性、pH>7はアルカリ性、pH<7は酸性です。
「MCMのめぐみ(R)」は、pH7.0に設定してあります。
塩素とは?
体の中のビタミンを破壊し、活性酸素を作り出して細胞を傷つけてしまいます。 新陳代謝が悪くなるので、皮膚はシワシワになり、内臓の機能は衰え、血管も細くなっていきます。
残留塩素とは?
塩素処理の結果、水中に残留した塩素のことです。
溶存酸素とは?
水中に溶け込んでいる酸素のことです。
これが少なすぎると、水は湯冷ましのような気の抜けた味になります。
「MCMのめぐみ(R)」は、一番美味しいといわれる酸素の量になっています。1L中50mgです。
料理には
和食は別名「水の料理」と言われています。
汁もの、煮物から酒に至るまで、日本の食文化には水が微妙な味の変化をもたらしています。
そんな日本料理の中で、和の料理人たちが一番気づかっているのが水です。お料理に欠かせない水。由緒ある日本料理店では、料理に使う水は井戸水を使うといわれています。水道水だと水道特有の匂いが食材に移り、風味を損なうことがあるからです。
そのため、微妙で繊細な味わいを大切にするプロの料理人は水にこそこだわり、キッチンに最高級の浄水器を設置したり、美味しい水を求めて自ら湧き水を汲みに行ったりするそうです。
でも、ご家庭ではなかなか難しいです。
そこで便利なのはウォーターサーバーからの弊社「名水」シリーズです。
水は含まれるカルシウムやマグネシウムの量で「硬度」が測られ、その含有量が少ない水は「軟水」、多い水は「硬水」に分けられています。日本で流れる水の多くは「軟水」ですが、軟水は炊飯や和風だしを取るなど日本料理全般に適しています。
弊社「名水」シリーズは軟水で、日本の風土や日本人の好みに最も合う味を作り出すとされており、ご家庭での料理にお気軽にお使いいただけます。
また炊飯に使う水の良し悪しは、ごはんの炊きあがりと美味しさに大きく影響します。
第1回目の洗米と炊飯の時に、お米はごはんが含む水分の約35〜40%ずつを吸い込みます。
ごはんの味は、その一部は水の味ともいえ、炊き上がったごはんのお米が立つ、きらきら光る、甘みを強く感じるなどは、使用した水が良かったかで結果が違ってきます。
お酒と一緒には
「銘醸地に名水あり」とよく言われますが、灘や伏見など名水の湧くところに銘酒の産地が多いのは、酒の風味と水が密接な関わりを持っているからです。日本酒に限らず、焼酎やウィスキーも水に大きく影響されます。
お酒を割る水は温度や味が重要。冷たいお水と熱いお湯が出るウォーターサーバーなら、いつでも適温でお酒を楽しめます。スーパーで買ったペットボトルを冷蔵庫で冷やす必要がなく、いつでも冷たいお水が出るので氷がいらず、忙しいお母さんにとても便利な優れものです。
赤ちゃんの粉ミルクには
体の80%が水分からできている赤ちゃん。そんな抵抗力の弱い赤ちゃんが口にするものは、なにより安全性を第一に考えたいものです。
RO膜(逆浸透膜)でろ過された「MCMのめぐみ(R)」なら、赤ちゃんのミルクづくりにも安心してご利用いただけます。
通常、粉ミルクには沸騰した湯を冷まして使いますが、「MCMのめぐみ(R)」はRO膜(逆浸透膜)で不純物をほとんど取り除いた安全な水なので、温水で溶かした後に冷水で割って適温に調節すれば完成です。
また、ご自宅まで水を宅配いたしますので、スーパーから重いペットボトルを持ち帰ることもなくなります。そんな便利さが口コミで広がり、便利なウォーターサーバーをお使いのお客様が増えています。
ミネラルウォーターの取り方
水を上手に飲む方法は「タイミング」と「量」に気をつけることです。
まず飲むタイミングの基本といえるのは、夜の寝る前と朝起きたときです。
その理由は、人は寝ている間に呼吸と発汗で、多くの水分を体外に放出していることにあります。
就寝中に、食事でとった栄養分が体内に供給され、排泄されるべき不要物がかき集められます。
その役割をはたすのが体内の水であり、就寝前に上質 の水を飲むことで、その効果が増します。
また、起床した時には体内の水分が減少しているため、血液が濃くなっており、上質な水を飲むことで血液を薄め、体内での循環をしやすくすることができます。
就寝前と起床時に飲む水の量は、大体コップ1杯の約200mlで結構です。
日中、喉が渇いたと感じたときは、こまめに水を飲むようにしましょう。
喉の渇きをいやすことができれば良いので、無理に多く飲む必要はありません。
水分をこまめに取ることは排泄につながり、体内の毒素をすみやかに排出することになります。
また、汗をたくさんかくと、いつもより多くの水分が必要になります。
夏の暑い日や運動をして汗をかくような日は、脱水症状を起こさないように、いつもより多くの水を飲む習慣をつけましょう。
水には成長ホルモンの分泌を促す効果もあります。
成長ホルモンは、就寝中に肌のダメージを修復してくれる美肌のためには重要なホルモンです。一般的には、夜10時から深夜2時の間に分泌される、または寝てから1時間以上経ったら分泌されると言われています。
朝、すべすべの肌を作るためにも「夜の水」は大切であり、一定の時間帯に眠りについて体内時計を守ることも必要なのです。