ウォーターサーバー豆知識~ボトルの種類~

ウォーターサーバーに使用されているボトルには大きく分けて、3種類のボトルがあります。
それぞれウォーターサーバーの規格にあったボトルになっており、同じ種類のボトルであれば、どのウォーターサーバーでも使える可能性がございます。
皆様にはお勧めはしてませんが、参考に知っておいてもらえれば、違う会社のウォーターサーバーを利用する際の判断基準になります。

 

||繰り返し利用が可能!リターナブルガロンボトル

ウォーターサーバーといえば、一昔前まではオフィスや店舗のみに設置されているのが多い時代でした。オフィスや店舗の場合には、ウォーターサーバー各社のルート営業が存在し、月にまとめてお水を届けて、空になったボトルを持ち帰ってました。いわゆるリターナブル方式といわれるものです。2017年4月から放送されている日本テレビの亀梨和也さん主演「ボク、運命の人です。」の亀梨さんの会社がまさにそれです。空になったボトル容器は回収して再利用されるシステムで、丈夫な素材でできています。そのため次回の水が配達されるまで、空容器をオフィスで保管しておく必要があります。オフィスの場合は、場所によってはゴミを捨てることにもお金が掛かります。なのでこのリターナブルが好まれたのです。また、空きボトルもオフィスであれば保管場所がありますので邪魔になりません。月に1~2回ルート営業の営業マンがウォーターサーバーの空ボトルを勝手に回収してくれるので便利です。

 

||回収不要!一般家庭向けペット樹脂ボトル

オフィスや店舗でもまだまだウォーターサーバーは使われていますが、一般家庭での消費もここ数年で増加してきました。いまではオフィスよりも一般家庭への普及率が伸びてきてます。かくいう弊社も一般家庭のユーザー様のほうが多いです。それに伴い、ルート営業の確保が困難になってきました。

そこで考えられたのが大手配送業者を使用した配送方法。これなら各地に営業マンを必要とせず、全国配送も可能になり、帰宅時間が遅いご家庭でも時間指定ができるようになりました。しかし、そうなると空になったボトルを回収する人がいません。ではどうすればよいかということになり、ペットボトルとして捨てられるように開発されたのが、一般家庭向けのガロンボトルです。これによって、空ボトルを置いておくことをせずに飲み終わったら捨てることができるようになり、場所もとらなくなりました。

また、大手配送行者を使用し、全国配送になったことによって工場から直接、お客様のもとにお水を送ることができるようになったので、各地の天然水を飲むことも可能になったのです。これがいわゆるワンウェイ方式といわれているものです。

 

||もっと捨てやすく!使い捨て収縮ボトル

前述で述べた使い捨てボトルは潰して捨てなければ、場所をとるというデメリットがありました。一般家庭の多くがゴミ袋を買う時代になって、ペットボトルがかさばるとそれだけゴミ袋を買うコストが増えてしまいます。
そこで、使い捨てボトル(容器)をお水が減ってきたら収縮させてそのまま捨てられるように開発されたのが現在の収縮ボトルです。
これには、もうひとつ利点があります。それは収縮させることによって外気が入るのを少なくさせ、お水にホコリが入ったりするのを防ぐことができるのです。
現在のMCMのめぐみも収縮ボトルを採用しております。使用後はすこし踏んでもらえるだけで折りたたむことが容易になり、家庭用の資源ゴミとして出せます。素材はペット樹脂です。

かさばらずゴミが少ないのはウォーターパックです、容器の分別の必要もなく手軽に利用できるため極力ゴミを少なくしたい方におすすめです。

 

使用者の用途によって、進化してきたウォーターサーバーに使用するボトル。今後の展開としては以下のようなボトルになっていくかもしれません。

 

||もっとコンパクトに!小型の収縮ボトル

現在使用されているウォーターサーバーのボトルの主流は12ℓ入りのペットボトルです。2017年、大手配送業者のクロネコヤマトを筆頭に、佐川急便、ゆうパックと各社が配送費用の値上げをしてきております。ウォーターサーバーに挿すお水はどこの会社も1本12ℓ×2本で配送しております。これは重さにすると24キロ以上。配送料金はほとんど荷物も重さによるものです。また、これからは高齢化社会といわれ、だんだんお年寄りの方も増えてまいります。そうなると12キロのお水を持ち上げるのが大変になってきます。この双方から考えてみても、ボトルをコンパクト化する傾向になってくるのではないでしょうか?
MCMのめぐみもコンパクト化は毎回議題に上がる内容です。今後の課題としてあえてこのタイトルとさせていただきました。

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