酸化(さんか)だけでなく糖化(とうか)にも注意

老化の原因は酸化(さんか)だけじゃない?!「糖化(とうか)」にもご注意

 

「酸化」とともに「糖化」が美容と健康に悪影響を及ぼすことが分かり、「抗糖化」が注目され始めています。

糖化 とは、タンパク質と糖(グルコース)が結びつくことでタンパク質が変性し、最終的に AGEs(糖化最終生成物)という異常タンパク質が生成される反応。

AGEsの種類は、現在分かっているだけで100以上。

 

糖化は、血糖値が高い状態で進み、AGEsが作られる可能性が高まります。慢性的に血糖値が高い状態が続く糖尿病の人数は、予備軍も含め2210万人以上(平成19年厚生労働省)。

 

糖化=老化を促進する大きな要因は、

不規則な食生活、栄養の偏り、加工食品、精製食品、菓子、清涼飲料水、アルコール 等。

 

【 糖化でおきる老化と病気の関係 】

1.肌  コラーゲン繊維が壊され、皮膚の弾力性が低下し、シワやたるみの原因に。

     AGEsの蓄積は、くすみの原因に。タンパク質は糖化すると黄色に変化

2.髪  毛髪のタンパク質の変性により、強度が低下してコシ・ツヤが失われる

3.脳  認知症との関連が指摘されています。

4.血管 動脈硬化、AGEsによる血栓との関連が指摘されています。

5.骨  コラーゲンが破壊され、骨粗しょう症の原因に。

6.目  水晶体の弾力低下、濁りにより白内障、網膜症などの原因に。

 

【 抗糖化の方法 】

A.低GI値の食品  GI値とは、食品による血糖値の上がりやすさを指数化したもの。 精製された白い食品よりも、精製されていない茶色食品の方がGI値が低く、 糖代謝に必要なビタミン・ミネラルや、糖の吸収を抑える食物繊維が豊富に 含まれています。

主な食べ物

おかゆ、ナス、きゅうり、長ネギ、大根、キャベツ、たまねぎ、マグロ、サバ、イワシ、サバ、カツオ、しじみ、あさり、しいたけ、エリンギ、なめこ、シメジ、昆布、のり、牛肉(ロース、モモ、サーロイン)豚肉(ロース、モモ)、鶏肉、牛乳、ヨーグルト、チーズ

普段の食事を何品かで食べている人は特に気にせずとも大丈夫ですが、外食や丼物で済ましてしまうことが多い方は注意が必要です。

B.食べる順番に気をつける  

食物繊維 ⇒ タンパク質 ⇒ 炭水化物

C.血糖値の上昇を抑える 食べ合わせ  

糖質を摂るときは、一緒に食物繊維やタンパク質が豊富な食品を摂ると、血糖値の急激な上昇を抑えることができる。

納豆、酢の物、味噌汁、山芋、オクラ、海藻類 等。

D.食後に運動  

食後すぐに20~30分の軽い運動をすると、血糖値の上昇が緩やかになります。

食事を開始して15分位で血糖値は上がり始め、早い人では1時間後にピークに。

 

E.糖化した食品を摂り過ぎない。高タンパク質の原料を使った加工食品には要注意。

 

F.抗糖化作用をもつ食品と栄養素の摂取

みなさんも気をつけてくださいね!

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