主要ミネラル(20種類)概略解説とミネラル一覧表

主要ミネラル

・ナトリウム(Na)

細胞外液の浸透圧が一定に保たれるように調節。

体液のアルカリ性維持。

筋肉、神経の興奮性を弱める。

 

・カリウム(K)

細胞内液の浸透圧が一定に保たれるように調節。

ナトリウム排泄作用。

高血圧予防。

利尿作用の促進。

心肺機能、筋肉機能を調整。

 

・マグネシウム(Mg)

300種類以上の酵素の働きを活性化。

糖質の代謝を促進。

血管の拡張を防ぎ、心臓や血管系の正常化を維持。

筋肉の興奮性を高め、神経の興奮性を低める。

 

・カルシウム(Ca)

リンと協力し骨・歯などの硬組織を形成。

血液をアルカリ性に維持。

血液の凝固作用、心筋の収縮作用に関係。

筋肉の興奮性を抑制。

神経の興奮を抑える鎮静作用。

トリプシンなどの酵素生成を活性化。

 

・リン(P)

カルシウムと骨・歯などの硬組織を形成。

エネルギー源ATPの成分。

核酸(DNA、RNA)、リン脂質の成分。

血液中のpHを調整。

糖質や脂質の代謝を助ける色々な酵素の成分。

 

微量ミネラル

・硫黄(S)

解毒作用、酵素の活性化。

多糖類の合成に寄与。

ビタミンB群とともに働き、基礎的代謝に貢献。

健康な髪、皮膚、爪に必要不可欠。

関節の健康を保つ。

 

・塩素(Cl)

消化液として働く胃液の成分で、消化酵素ペプシンを活性化。

有害細菌を殺菌し、有益細菌を働きやすくする。

肝臓の働きを助け、体内老廃物の速やかな排出に貢献。

 

・亜鉛(Zn)(抗酸化ミネラル)

200種類以上の酵素の成分で代謝活動に不可欠。

免疫力を高め、細胞分裂を活性化。

核酸形成とタンパク質合成に必須。

ホルモン合成を活発化し、身体と脳の成長に貢献。

生殖腺ホルモン活動に寄与。

女性ホルモンの分泌活性化、精子の形成と前立腺機能の正常化。

 

・鉄(Fe)(抗酸化ミネラル)

70%の鉄は赤血球の中にある「ヘモグロビン」にヘム鉄として存在し、肺から酸素を受取り、体内を循環して各組織に酸素を届ける。

ヘモグロビン、ミオグロビンとなり組織へ酵素を補給。

ヘモグロビンは鉄の酵素の運搬に、ミオグロビンの鉄は血中の酵素を積極的に取り入れることに関係。

各細胞の鉄は、酵素の活性化に関係。

 

・銅(Cu)(抗酸化ミネラル)

骨髄でヘモグロビンを作るとき、鉄の利用を助ける。

エネルギー合成。

腸管からの鉄の吸収を助ける。

メラニン色素を作る酵素合成に不可欠。

活性酸素の除去。

免疫機能正常化。

神経伝達物質の生成。

血液凝固の促進。

糖やコレステロールの代謝機能。

生殖機能の維持。

 

・セレン(Se)(抗酸化ミネラル)

強力な抗酸化酵素を産生し、活性酸素や過酸化物質を分解。

心臓病・動脈硬化、老化、発ガン予防に重要。

更年期障害の治療に効果。

水銀やカドミウムなど毒性のある金属類の影響を軽減。

 

・ヨウ素(I)

甲状腺ホルモンの原料。

成長期にある人の発育促進。

成人では、糖質をはじめ熱量素の燃焼をよくし、新陳代謝を活発化。

 

・クロム(Cr)

酵素、ホルモン活動に不可欠。

心臓タンパク質の合成。

糖の適正な体内同化作用をなす物質。

糖尿病、動脈硬化の予防。

 

・マンガン(Mn)(抗酸化ミネラル)

活性酸素を分解・除去するSOD酵素の成分。

骨の生成促進。

記憶力向上。

骨、肝臓の酵素の作用を活性化。

神経に働き、疲労やイライラを緩和。

コレステロール、性ホルモン、インスリン等の生成及び、免疫に関与。

 

・コバルト(Co)

骨髄の造血作用に不可欠。

赤血球、血色素の生成に関係。

 

・モリブデン(Mo)

肝臓や腎臓の中で酵素を助ける作用。

糖質や脂質の代謝を円滑化。

尿酸の生成、造血作用、体内の銅の排泄に関与。

 

非必須ミネラル

・フッ素(F)

95%は骨や歯のエナメル質に存在。

虫歯予防に効果。

骨の強化(フッ化カルシウムとして)。

 

・バナジウム(V)

脂質代謝の向上で血中コレステロールを下げ、高血圧や動脈硬化を予防。

インスリン作用。

血糖値を下げ、糖尿病予防。

 

・ケイ素(Si)

若い皮膚の状態を保ち、体内でコラーゲンを生成。

毛髪、爪の成長促進。

骨と関節の生成、間接と靭帯の強化。

血管の強化。

免疫組織の活性化。

 

・ニッケル(Ni)

尿素の分解を促進。

核酸を安定させる。

鉄の吸収を促進。

ビタミンB6とともにタンパク質や脂質の代謝を促進。

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