健康と自律神経の関係性とは

《取れない疲労を感じた時は》
最近、疲れが取れない、疲れやすいと感じる人もいるのではないでしょうか。
自律神経は健康に影響を与えるため、毎日健康に生活するためには、しっかりと整えておかなければなりません。

職場の人間関係や家庭内事情、子供のこと、経済的な不安などストレスの原因になることは様々ありますが、ストレスを受けると交感神経が刺激を受けます。
交感神経は人間が活動しやすい状態にさせてくれる大切な自律神経ですが、副交感神経が優位にならなければならない睡眠時にも交感神経が働くと、しっかりと回復、リラックスができなくなってしまうのです。
回復が追いつかなくなると、寝ても疲れが取れない、肩こりがひどい、ぐっすりと眠れなくなって不調を感じるようになります。

《ストレスをためないで副交感神経を働かせる》
ストレスを全く受けない生活をすることは難しいでしょう。
ポイントは、ストレスをためないことと、副交感神経をしっかり働かせることです。
人それぞれ発散方法は異なりますが、友達とお話をしたり大きな声で歌う、運動する、趣味に没頭するなど、時間を割いて自分に合った方法で発散してみてはいかがでしょうか。
朝起きたら日光を浴びるのも効果的です。
体内時計を整えることができ、日中のストレスに打ち克つための体を作ってくれます。
なぜなら、日光を浴びることでセロトニンという幸せホルモンが分泌するからです。
幸せホルモンがストレスへの抵抗力を高めて、心も健康に導きます。
食事も大切です。
食べ物や飲み物も副交感神経を活性化するものがあります。

《運動やストレッチも効果的》
疲れていると運動もしたくない、と思う人もいるかもしれませんが、軽いリズム運動は自律神経を整えます。
早起きしてジョギングの時間を作る必要はなく、バスから徒歩に変えたり、一つ手前の駅で降りて歩いて帰る、お買い物がてら遠くのショッピングセンターに歩いて行ってみるだけで変わります。
ストレッチも凝り固まった筋肉をほぐすことができるため、仕事の休憩中は筋肉を伸ばしてみてください。
空いている時間を利用し、無理をしないように自分のペースで取り組んでみてはいかがでしょうか。
お風呂の時間は、シャワーで済ませずに入浴がお勧めです。
時間がないと簡単にシャワーで済ませてしまいがちですが、バスタブにゆっくり浸かると筋肉をほぐしてリラックスできます。
朝は交感神経を高めるためにシャワーを浴びるのはいいですが、夜はしっかりとバスタブにお湯を張って浸かるようにしてください。
このように、自律神経を整えるために日頃から気を付けることが大切です。

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